窓際撮影のストロボ活用術

 外の光が入ってくる窓際で撮影すると、暖かい昼下がりという雰囲気になって良いものです。しかし当たり前ですが、この様な環境で撮影すると、窓側半分は明るくなりますが、内側半分は暗くなってしまいます。今回はそうした自然光での限界をストロボで補ってみたいと思います。

1/45、f5.6、ISO400、WBオート、CI人物、55mm、ストロボ発光無し

 まずは窓際で一枚撮影してみました。カメラの露出計通りに撮るだけでこの仕上がりですから、現在のデジカメは本当に素晴らしいと思います。「こんなもの」と思えば十分な仕上がりです。しかし冒頭も書きましたが、顔の窓側半分は適正露出ですが、内側半分はアンダーです。そしてもっと言うと全体的にアンダーな雰囲気です。

 そこで今度はRAWを+0.5段明るく処理してみました。全体的な雰囲気は明るくなった分良くなりましたが、今度は窓側半分の顔がオーバー気味です。もう少し詳細に言うと目の黒い部分が明るくなってしまいぼやけた印象です。

 そこでストロボを発光させて撮影してみます。今回は壁紙が殆ど色の付いていないグレーでしたので、バウンスさせ光を柔らかくしました。ここでの注意点は一つ、内側半分の光を補う訳ですから、ストロボがカメラの内側になる様にセットします。

 180度反対で窓側に装着してしまうと余計に窓側が明るくなってしまいます。

1/45、f5.6、ISO400、WBオート、CI人物、55mm、ストロボTTLオート発光

 ストロボを発光させて撮影してみました。顔の窓側半分の明るさはそのまま、内側半分の顔が明るくなりました。冒頭の写真と比較すると明るい綺麗な写真になったことがご理解頂けるかと思います。

 ところで「影が汚いので消す」というのが今回のミッションでしたが、そもそも影があるから立体を認識出来るという側面もあります。影が一切なくなればノペッとした薄っぺらい絵になってしまうので、影消しはやり過ぎないことも重要です。

 今回はストロボを使用しましたが、レフ板を使用して内側から光を起こしてあげるのも手です。この場合も影を消しすぎない、レフ板の光を強く当てすぎないように注意して下さい。

 一手間加えるだけで写真は格段に良くなります、というお話でした。

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