さくらドールズ

 本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。

 さくらドールズ中の人が下の様なポストをされていました。廃業か否かはまだ分からないとのことですが、色々と厳しい様です。

 さくらドールズを初めて知ったのは2019年冬のワンフェス、今から6年半前でした。既に日本でもボチボチ見かけていた幸福人形を爆乳にカスタマイズしたブランドでした。

 当時アニメ等身大ドールというとその幸福系、シリコンやTPEでは片手未満の数種という状況でした。AotumeDollが日本で認知され始めたのが2019年末~2020年頃ですからそれより前の話です。

 この6年半でアニメドールは爆発的に増え、ヘッドのデザイン、大きさ、材質、予算と様々な要望に対応出来る様になりました。

 また価格的にも色々厳しい時代になりました。私が2023年にお迎えした「さくらドール「エルフ リリー」138㎝」ですが、発売当初は7万円台後半から8万円台だったと記憶します。

 しかし中国工場の値上げで現在は13万円台になりました。一方2019年当時のTPEドールは結構強気で20万円台か少し価格が下がって10万円台後半の時代だったと思います。しかし現在ノーブランドのTPEドールなら10万円を切るモデルもあり価格が逆転してしまいました。

 ここ最近は売切れ状態が続いており寂しいところです。カートが開けばすぐにお迎えされる人気モデルだけに、常に在庫しておいても良さそうですが色々事情があるのかもしれません。


さくらドール「エルフ リリー」138㎝

 アニメドールの競合、価格という側面で6年半前に比べて色々情勢は変わってしまいました。しかしぬいぐるみドール推しのキャラドールトランシス的には、「ぬいぐるみドールの時代は終わった」という考えには懐疑的です。

 いつも書いていますが、ぬいぐるみドールの重量が軽い点は最大のメリットです。全ての人が30kg前後のTPEやシリコンのボディを受け止められる訳ではありません。膝や腰に不安を抱えている人には、ぬいぐるみは重要な選択肢の一つになると思います。

 またさくらドールズ当初のコンセプトである超爆乳モデルはぬいぐるみだからこそ出来るデザインであり、これをTPEやシリコンでやると重量的には勿論、バランス的にも立たせることは困難でしょう。


さくらドール130cm 「BBW あんず」

 今後ぬいぐるみドールはどうなるのか?は私にも分かりません。以前私がやってみたソフビ、シリコン、TPEヘッドと組み合わせたハイブリッドモデルも良いところ取りの一つの選択肢だと思います。

 しかしぬいぐるみの軽さ、タフさはパートナーとして重要な要素なので、需要もあり何らかの形で残り続けるのではないかと思っています。


「さくらドール」色々(信長TOYs)

おすすめ