エンジェリックドール用マスク&フレキシブルマネキンで等身大ドールを作ろう

 私は宇佐羽えあの時からマスクとフレキシブルマネキンを利用して等身大ドールを召還することを試みていましたが、タマトイズのエンジェリックドール用マスクやウィッグも可愛いドールが作れるのではないかと思い今回実行してみました。

 まずは私的に考えるフレキシブルマネキンを使用してドールを作るメリットとデメリットをここで挙げてみたいと思います。

メリット

・ 安い スタンドまで付いて素体7000円台!

・ 軽い 僅か4kg、移動も簡単

・ 丈夫 出自が什器なので少々乱暴に扱っても大丈夫。(乱暴に扱うことを推奨している訳ではない)

・ 着せ替えが容易 マネキンなので服の取り換えが簡単に出来る様に腕が外せます 。

デメリット

鑑賞用ではないのでディテールはイマイチ、イマニ、イマサン・・・。(今回は顔を削り、首の長さを詰めたりもした)

 今回は上のマネキンを使用しました。身長105cmで今後タマトイズからエンジェリックドール用衣装が発売された時に着用させることが出来そうなサイズです。今後可愛い衣装が追加された時是非着せたいこともありこのサイズにしました。ちなみにエンジェリックドール用は身長100cmの衣装が着られる様に設計していますので、今後衣装を楽しむならこの105cmか下の100cmの方が着せられる確率が高いです。

 こちらは身長100cmのモデルです。好みでこちらを選択する手もあります。上のドールに比べ一回り小さいサイズとなります。

 また今回使用したフレキシブルマネキンは7000円台の格安品なので品質はそれなりでした。加工しちゃうし・・・と考え細かいことを考えなければかなりコストパフォーマンスの高い買い物だと思います。しかし「どうせお迎えするなら品質の良いものが・・・」と考えるのなら「フレキシブルマネキン」で検索してもらい2万円台後半~3万円台のものはかなり造りもしっかりしていて長持ちしそうです。

 また今回のサイズ以外のドールをお迎えしたい人も「フレキシブルマネキン」で検索してもらいその中から選ぶと良いと思います。

 今回荷物が到着して「布料=米黄布」の文字を見て一瞬ときめきました。一般的に1万円前後以下の格安マネキンはアイボリー色のものが多く、見た目が白っぽいので不自然です。しかしこのマネキンは「白木」位の色が着いているので肌色ではありませんが、不自然感がかなり解消されます。

 また写真の様なスタンド付きでこの価格(マネキンは一般的にスタンド込みの価格)というのも魅力です。1/3ドールならスタンドだけで数千円別途払いますのでかなりお得感があります。どちらもドールの脚に棒を突き刺すタイプですが、靴を履かせるなら左の方法、靴を履かせない時は右の方法で立たせます。

 またマネキンに突き刺したくないという人は股につっかえ棒を挟み両足と合わせて三点支持とすれば、本体自体は軽いので立たせることも可能です。

 マネキンを確保したら次にマスクセット、インナーマスク、ウィッグを用意します。


エンジェリックドール用ウィッグ ロング(金髪)

エンジェリックドール用フェイスマスク5点セット うさぎいンく

エンジェリックドール用インナーマスク

 私は自分の好みで「エンジェリックドール用フェイスマスク5点セット うさぎいンく」「エンジェリックドール用インナーマスク」「エンジェリックドール用ウィッグ ロング(金髪)」とチョイスしましたが、自分の好みで選べば良いと思います。

 この辺のチョイスは作家別マスク単体マスクロングウィッグショートウィッグと様々な組み合わせが楽しめます。また衣装はエンジェリックドール用コスチュームを活用しても良いですし、100cmサイズの子供服でも構いません。ちなみに作例のうちのこは宇佐羽えあ用のアリス服を着させています。

 それではフレキシブルマネキンをドール化する加工を紹介していきたいと思いますが、今回ベースとしたマネキンの場合顔の小顔化と首の寸法を詰める作業が中心でした。

 まずは顔を覆っている布を剥がしウレタンの首を加工します。写真は横から見た図ですが、およそ赤線の様にカットして顔を小顔化します。ここでの留意点は顔はウィッグとインナーマスクで完全に隠れにますので、多少のガタガタは気にしなくて良いので、左右のバランスに気を遣うということになります。ハサミで摘まむようにザクザクと切っていくと良いでしょう。

 ほぼ加工が終わった横から見た様子です。横の外周は44cmになっています。

 縦外周は52cmです。ことあとマスクを被せると少し大きかったのでもう一削りしています。最終的な縦外周は50cm、横外周は40cm位としました。ちなみにエンジェリックドールの中心部横外周は35cm位、縦外周は48cm位でした。首が外れないのでおよその寸法ですが、削る時の参考にしてください。

 削った顔にマスクを被せ、ウィッグを装着したら可愛いお顔になりました。が、しかし、首が異様に長くて不自然です。そこで次は首を加工します。襟を持ち上げ適正な寸法を探ると約2.5cm程カットすると程よい感じになることが分かりました。

 布をめくりウレタンを剥き出しにします。

 中はコの字型に折られた針金の上に木片が載り、台座となるような構造でした。針金と木片はホッチキスの様なもので留まっていましたので、ペンチでカットして外しました。

 今回は木片と針金を外し、木片に穴四ヵ所を開けそこにカットした針金を刺して高さを低くする方法を考えました。

 ウレタンも2.5cmのところにケガキ線を入れてハサミでカットします。

 針金を台座に刺し仮固定したところです。首の水平が出ていないと首が曲がってしまいますので慎重に水平を出します。写真の様にジョイントのねじを取り付けてあげると目安位になりやすいと思います。

 水平が出たら針金を刺した穴(1の穴四ヵ所)に瞬間接着剤を滴下して固定します。瞬間接着剤でも数十分放置して確実を期した方が良いでしょう。これで完全に固定できます。また写真(2)の様に木片の四隅をカットしてあげた方が首が太くならず良かったので、前後しますが、穴あけ時にこの四隅のカットも行ってください。

 上面が少しガタガタになっているので繋ぎ目は少し開いてしまいましたが、首の長さもいい感じになりました。しかし首が太いのは・・・そこは什器のマネキンベースなので仕方無いと諦める方が早いと思います。

 フレキシブルマネキンは中に針金が入っていて色々なポーズを取らせられますので、好きな服を着せたり、好きなポーズで写真を撮ったり楽しんでみてください。

 冒頭に紹介した格安マネキンをベースにした場合衣装代にもよりますが、全部込々2万円程度で可愛い等身大ドールをお迎えできます。無論細かい造形云々を言えば約20万円のオ〇ツ150や約80万円のオリ〇ント工業をお迎えするしかありませんが、出来上がってみると可愛いですし、軽くて扱いやすく、丈夫なので気軽に相手できるのも気に入っています。

 出来上がればかけがえのない可愛い娘、その時から一緒の時間を共有できます。