にしんそば
今日は大晦日、ということで北海道の日本海側で食べられるにしんそばを作りたいと思います。
「ねえ、年越しそばを作ってよ！これがあればアンタでも美味しいにしんそばを作れるでしょ？」
夏に幌加内のそば畑を訪れましたが、日本一のそば収穫量を誇る幌加内のそばは乾麺、生麺で各社から発売されています。また北海道の日本海側では鰊が水揚げされますので、周辺ではにしんそばが名物となっています。
しかし現在ではこんなものが東京で簡単に手に入りますので、東京の家庭でも手軽に北海道のにしんそばが楽しめます。
■ 必要なもの（二人前）
・ 幌加内そば 乾麺 250g 一袋 （大盛り仕様になります）
・ めんつゆ
・ 刻みネギ
・ 刻みのり
麺を規定量4～5分茹でます。その間に
・ にしんを暖める（面倒ならそばと一緒に茹でるのもアリかもしれません）
・ めんつゆをお湯で割り、更に電子レンジで温めておく
の作業をしておきます。
麺が茹で上がったら､湯をよく切って椀に移しつゆを注ぎます。今回は1人前300ccを作りました。
｢もこちゃんで来たよ！」
「・・・。」
「あのね､北海道のにしんそばといえば江差の横山家。横山家のにしんそばを再現するならきざみのりは外せないでしょ？それと刻みネギはにしんの上！」
「文句があるなら自分で作れ！」とも思うのですが、当然そんなことを口に出せる訳もありません。大人しく言われたとおりにきざみのりを載せてあげます。
にしんそば完成です。横山家は陶器の椀でしたが、妹尾家では塗りを使用しました。
「ちょっと､早く写真撮ってよ！私もう食べたいの！！」
「にしん、美味ちぃ♪」
（はいはい、そうですか。）
美味しいものを食べるとご機嫌です。にしんは小骨まで一緒にしっかり煮込んでいますのでカルシウムの補給にも良さそうです。丸ごとバリバリ食べられます。
「ねえ、おかわり！」
「えっ？」
「アンタの作ったそばが美味しいって言ってあげてるの。早く作ってきなさい！」
（色々と言っていることが滅茶苦茶な気がするのですが・・・。）
■ この娘のレシピ
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