ぬいぐるみドールの首を強化してみました
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
ぬいぐるみドールの首はデフォルトでもウレタンの様な骨が入りある程度しっかりしていますが、顔を増量したり、重たいウィッグを装着すると下を向いてしまいます。また写真撮影の時やはり正面を向いていて欲しいので針金で首を強化してみました。
まずは「首の骨」を作ります。部屋にあった直径2.5mm程度の針金を長さがおよそ35cm位になる様に一往復半折り曲げてカットします。今回はエンジェリックドール用に切り出したのですが、針金の長さはおよその長さです、33cmでも36cm大丈夫です。目安程度で構いません。
両先端は「突刺さり」防止の為この様に返して曲げます。
そして先程の矢印部分(針金の先端部分)が隠れるようにビニールテープで縛り写真の様なパーツを作ります。これで「首の骨」は完成です、結局中に入ってしまい見えませんので綺麗でなくても大丈夫です。
ちなみにこちらはふぇありーどーる「おすわり」のの用に作った骨です。こちらはVVFケーブルを4本束にして結束しました。ふぇありーどーる「おすわり」ののは一回り大きなドールなので長さは60cmとしました。下の製品なら5m入りで500円台です。針金が直接出ていないので予算に余裕があればこちらを使う方が安心です。
ドールを横から見た写真です。イメージとしては赤線の様に先程の「首の骨」を差し込む感じです。
骨を挿入するために頭頂部の縫い目を切開するします。縫い目の糸にカッターの刃先を引っ掛けるようにすると切れますので、それを繰り返して「首の骨」を入れられるように2cm程度切開してください。
挿入中。背中や胸に偏らない様に、骨が素直に中央に入って行く様に上下させながら慎重に入れていきます。
「首の骨」を完全に奥に押し込んだら切開した場所を縫い直します。ここはマスク、ウィッグで隠れますので口が広がらなければ、見た目はあまり気にする必要がありません。裁縫が下手でも、糸の色が違っていても気にしなくて結構です。開口部が広がらなければOK位の感じで考えてください。
これで首は安定して座りますので、顔の向きは運次第、自重で少しずつ下がってくるみたいなことが起こりませんので撮影に集中できます。また針金が入っていますので顔の上向き、下向きもあまり極端には出来ませんが、自由に調整、固定が出来ます。
また顔を綿で増量したり、重たいツインテールのウィッグを装着することも可能になります。首の強度に不満がある方は是非挑戦してみて欲しい小加工です。
しかし本来の使い方(結合)をする人には突き刺さる恐れがあるのでおススメしません。
また首が座っていないことを「味」と捉える場合もおススメしません。手前の娘はエンジェリックドール添い寝ver.ですが、首が座っていない感じが添い寝に適している、この娘の個性と考えたのでこの娘の首はノーマルです。