ぬいぐるみドールをスチームを使って綺麗にしよう
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ぬいぐるみドールはソフビやシリコンのドールと異なり汚れが落としにくいところがあります。そこで今度はスチームクリーナを導入してみました。今回は我が家最古参のぬいぐるみドール、ふぇありーどーる ももに施工してみたいと思います。
スチームとはこの様に蒸気を吐き出す装置で、口が掃除機の先端の様な形状をしていますが、これで擦ります。しかし蒸気で浮き上がらせた汚れをゴシゴシやると結局布に擦り付けるだけなのでここでは軽く撫でる位がいいと思います。
スチームは蒸気で汚れを浮かせるだけでなく、この熱い蒸気がダニを退治したり、染み付いた臭いも低減してくれそうです。
スチームがけが終わったら乾いた白いタオルで汚れを含んだ水分を叩くようにして浸み込ませると更に汚れが落とせます。上の二枚は作業の様子を撮影するため、あるいは生地を傷めない検証をする為に、エーワン製の別の製品を利用しています。使用している生地はどちらも同じです。
それではクッションで上手くいきましたので、早速ふぇありーどーる ももに施工してみたいと思います。
5年も経過、更に私の様に外へ連れ出していますとすると色々と汚れてきます。胸の部分にもソバカスの様な斑点があり、全体的に薄汚れている印象です。また今回はより洗浄効果を高めるためにケミカル「布製品汚れ取りの匠150Extra」も併用します。
今回は気合を入れて作業する為服は全て脱がせ、汚れが飛ぶと嫌なのでマスクも外しています。この後やはり作業がしにくかったので、顔を増量しているビニールと綿も取り外して素体状態で作業しました。また外したマスクも別途手洗いし、完全なリフレッシュです。
作業工程は以下の作業を右手、左手、胴胸側、胴背側、右足、左足と部署ごとに行いました。
1・「布製品汚れ取りの匠150Extra」を噴霧する。
2・「スチームクリーナ」で擦る。
3・乾いた布で水分を拭き取る。
そして全部分の洗浄が終わった後に
4・全身をきつく絞ったタオルで拭き取り、洗剤の残りや汚れを落とす。
5・部屋の乾きやすい場所に放置して乾かす。
で作業終了です。
全身を拭き終わったあとのタオル(左)スチームクリーナ側のモップ部(右)です。相手は布なので劇的に綺麗になったとは言えませんが、これだけタオルが汚くなったのでその分綺麗になったかなと思っています。
胸部分のソバカス状の汚れも目立たなくなりました。全体的に少し綺麗になった気がします。
しかしくっきり汚れた黒い部分は薄くはなりましたが、完全には落ちていません。やはり布なのでそこは「ある程度薄くなったら良しとする」位までしか綺麗になりません。
手もソバカスの様な点々とした汚れが気になっていたのですが、施工した右の方が左に比べ明らかに薄くなっています。(汚れが分かりやすいようアンダー露出で撮影していますので実際はここまで汚れていません)
しかし手も足同様布なので劇的に綺麗になった感じはしませんし、角の黒ずみはなかなか厄介です。しかし比べてみると明らかに違いが分かりますし、使ったタオルもかなり汚れましたのでやはり綺麗になったと思います。
【注意】
高温の蒸気を使用しますので今回大きな影響はありませんが、五指が広がらない様に付け根を留めていた糊が剥がれました。高温の蒸気なので水性の糊や塗料などはダメにしてしまうかもしれませんし、熱に弱いビニールなどに対しても不向きです。
また少し生地の肌色も色落ちしますのでそこら辺もご了承の上使ってみてください。出来れば目立たない部分で一度試してから作業する方が確実です。(使用したことによる不具合等についてはキャラドールトランシスでは一切責任は負えませんので、いつも通り自己責任でお願い致します。
「私は綺麗好きだよ!」
マスクを外すと元の表情になるかいつも心配なのですが、元のももに戻りましたw。
このスチーム、元々は掃除用の物なのでこれからの大掃除の季節、ドールだけでなく色々なものを綺麗にすることが出来るかもしれません。