ドール撮影の際に気をつけたい右、左
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今日はドール撮影や人物撮影をする際、気をつけたい右、左の話を3つほどしたいと思います。撮影時には注意すべき点が多くつい忘れてしまったり、間違えてしまったりしがちですが、今回ご紹介するシチュエーションに出会った際は思い出して頂けると幸いです。
■ 利き手
箸を持つ際基本は利き手です。多くの方が右利きですので、基本的には右手で箸を持つと思います。同時に茶碗は左側となります。「うちのこは左利きだよ」という場合は左手で箸、右手で茶碗となります。ハサミ、カッター、筆記用具も利き手で持ちます。
これは私も持たせやすい方に持たせてしまい、あとで間違いだったと気付くことがありますが、ものを握持させる時は「利き手」を意識すると違和感が無くなります。
■ 挙手の敬礼
これも利き手の関係で必ず右手で行います。そしてこれは左利きの人の場合も右手で行います。この「挙手の敬礼」は多くの人の利き手である右手を挙げることにより「私は武器を持っていません、貴方には敵意はありません。」という意思表示をするところから生まれた動作なので必ず右手で行います。
しかし公傷者等で右手が挙がらない場合などは例外的に左手を使用するケースがありますが、冒頭書きました通り右利きでも左利きでも右手を挙げて敬礼します。挙手の敬礼については下に詳しく書きましたので参考にしてみてください。
■ 着物の合わせ
洋服の場合男性用は右側が前、女性用の場合は左側が前となりますが、女性用でも右前のものもあります。男性は必ず右前ですが、女性はどちらでも良いということになります。
しかし着物の場合男女ともに必ず右前です。右前、左前というと分かりにくいので正面から見たときカタカナの「ソ」あるいはアルファベットの小文字の「y」の字になっているのが正しいと覚えておきましょう。
それでは逆の左前の着せ方はどの様な時に使うのでしょうか。左前は死装束の着せ方と言われています。「三途の川を渡る時悪魔に衣装を剥がされない様に逆に着せておく」等諸説がありますが、現代では「左前=死装束」です。
この辺はコスセットを買ったら左前仕様だったり、アイドルの写真集でも左前というのを見たので、世間一般ではあまり馴染みが無いのかもしれません。しかし着付けにおいては男女とも右前ですので覚えておいた方が良いと思います。