EvotoのAIレタッチでドールのほつれ毛を修正してみた
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今日TLで僅かに乱れた髪についての話があったので、先日CP+で知ったEvotoのAIレタッチを真剣に試してみました。リアル顔とアニメ顔で結果は大きく異なりましたので、分けて検証していきたいと思います。
このソフトはソフトのダウンロードとレタッチまでは無料、気に入った完成度になったら書き出しの段階で課金となります。自分の思った効果が得られるか、まずは無料で試してみることが出来ます。
ちなみに私がDLした時は5作品分の書き出し無料券が付いてきました(今付いているかは分かりませんが)。そして書き出し券ですが、一番安いもので2年間有効200枚で7500円(1枚あたり37円)です。他のプランについてはこちらのページで確認してみてください。
レタッチソフトでチマチマ時間をかけてやることが一瞬で出来ますので、効果に満足し時間を買うという考えだと安いと思いますし、画期的ソフトだと思います。
■ リアルドール
今回はこの写真をレタッチしてみたいと思います。綺麗に櫛で梳かしたつもりでも毛先側にはほつれ毛が数多くあります。
作業は「ほつれ毛除去」のパラメータバーを0(左)から100(右)へ持っていくだけです。時間にして1秒の作業時間です。
細かいほつれ毛までかなり綺麗に補正された感じですが、特に胸側に垂れている左右の毛の下側はかなり綺麗になっています。
これをPhotoshopを駆使して同レベルに仕上げるとなるとどれ位の時間が必要になるでしょうか。この結果を見てEvotoのAIレタッチはかなり有能なソフトだと思いました。
AIレタッチ否定派の先生方もいらっしゃいますが、「ボサボサのウィッグの写真をアップロードしたら自分の最愛のドールさんが可愛そう」と考えれば、何の恩義も無い先生方の意見はスルーで良いとというのが私の考えです。
■ アニメドール
次はアニメ顔で挑戦です。実はCP+でスタッフから「顔認識が重要で、果たしてアニメ顔には対応できるかどうか・・・。」と言われてましたので、実験的意味合いも兼ねてやってみます。
今回はこの写真をレタッチしてみたいと思います。特にツインテールの下側にゴワゴワ感があります。
修正はしてくれました。しかし効果は0ではありませんが、かなり遠慮している印象です。やはり顔認識していないとどこをいじって良いのかAIが迷っている印象を受けます。AI的には目隠しされて操作しているような感じなのかもしれません。
この結果だけを見るとアニメ顔にレタッチ導入は躊躇するかもしれません。
近年1/3ドールも含めドール撮影の世界も広がっていますので、Evoto様には「ソフトがドール顔にも対応することにより、今以上に販路が広がるのではないか?」という点も申し上げておきたいところです。
しかしカメラの顔認識でもアニメ顔は認識したり、しなかったりという感じでどっちつかずな所があります。自分のドールがどの程度補正可能か?試してみる価値はあると思います。
カメラの顔認識で話をすると、同じドールでも角度で認識したりしなかったりということもあります。
レタッチでどこまで出来るか?ということで色々やって髪色まで変えてしまったのが少し悔やまれますが、「髪の潤い」、「髪のツヤ」をめいいっぱい増してみました。
髪色まで変えてしまったので単純比較できませんが、髪の毛の艶々具合のおかげで全体的にウィッグ部分が綺麗に見えほつれ毛が目立たなくなった印象です。
ちなみにアニメ顔でも絵里さんは顔認識してくれました。顔認識すると笑顔が作れる様になり、ほつれ毛もガッツリ補正してくれます。しかしこの顔は有料で書き出す程ではないので、画面キャプチャで。アニメ顔でも補正出来る時、出来ない時があるということです。
「アニメ顔は顔認識が出来ない分100%の効果は期待出来ないが、ある程度の効果は期待できそう」というところが本日の結論でしょうか。また色々試してみたいと思います。
4コマでもリアルドールの表情をいじった画面キャプチャがあります。