北海道に保存される貴重なE型蒸気機関車

 美唄鉄道の2号機関車は現在東明駅跡に大切に保存されています。特にこの機関車は大変貴重で動輪が5軸の蒸気機関車は日本各地に蒸気機関車が保存されている中、ここ美唄鉄道と青梅鉄道公園にあるE10の2両だけです。前回は駅舎ホーム跡を見てきましたが、今回はこの機関車を一緒に見学します。

 蒸気機関車で有名なD51は4軸、C62は3軸ですからこの2号機関車の5軸が特異であることがご理解頂けるかと思います。スピードはあまり出ませんが、重量貨物を牽引したり、勾配に強い機関車でしたので美唄鉄道で石炭貨物を牽引するのにはピッタリの機関車でした。

 半世紀経った今も保存会の方々の手で大切に保存されていますが、2020年秋のクラウドファンディングでの大規模修繕もあり、現在は現役時代より美しい姿になっています。

 しかし蒸気機関車を改めて眺めてみるととても巨大で、身長110cmのお子様が更に小さく見えます。

 空車でも50t以上ありますから当然お子様が押してもビクともしません。というか大切な機関車なので押さないでくださいw。

 折角なので、普通に記念撮影をしましょう。

 また運転台の中も見学できるようになっています。

 2020年の大規模修繕でシートも真新しくなり、こちらも外装同様現役時代より美しい姿になっています。

 機関車の横には諸元表がありますのでこの機関車の概要が分かる様になっていますが、まだ漢字があまり読めないこの娘にはまだ少し難しいかもしれません。

■ この写真のモデルについて


 現在は種類が豊富なえあ★ますくを使用してドールを召喚する手もあります。



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