士幌線 幌加駅跡
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
今日は北海道の士幌線幌加駅跡です。一般的に線路は廃線になると剥がされてしまいますが、長らく休止路線として残り、休止路線のまま廃線となった為か奇跡的に鉄道遺構の多くが残っている駅跡です。
現在は森の中にある駅という雰囲気ですが、現役当時は貨物扱いもある立派な駅で周辺には住戸も数多くあったであろうと推測できます。
こちらは現場扱いのてこで転轍機の進路をを変更する際に利用します。都市部の鉄道は遠隔で電気的に操作しますが、この様な使用頻度の少ないローカル線では手動で進路を切り替えていました。既に錆び付いていますし、壊したら大変なので力は加えていませんが、こちらも奇跡的にほぼ完全な形で残っています。
そして更に奥へ進むとホーム跡も残っています。
先程も書きましたが、現在の姿は山の中の秘境駅という雰囲気ですが、貨物側線もある中規模程度の駅で列車が到着すると多くの乗降があったはずです。しかしホームもまたほぼ当時のままの姿で残っています。
折角ですから駅名標を記念撮影しましょう。他の施設に比べ美しすぎる駅名標、勿論これは最近になって作られたものです。
そして駅名標の前でも記念撮影です。奥にもホームが見えますが、その手前が貨物側線です。
一日数本1両編成の列車が横付けされそうな雰囲気がありますが、既に40年以上前から列車が来なくなった「駅」なのです。
■この娘のレシピ