オリエント工業JEWEL146を25年前のJEWELと比較しながらレビュー

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 今回はアンジェシリーズのルナさんにJewel146を組み合わせたスペシャルルナさん(略してスペルナ)で現在のオリエント工業のジュエルボディ、シリコンドールを見ていきたいと思います。

 しかし今更「シリコンドールはリアルですぅ~」「ルナさん可愛いですぅ~」と書いたところでこれからお迎えする人の役には立ちそうもないので、25年前のシリコンドールと比較しながら現行ボディを見ていきたいと思います。

 オリエント工業25年の進化を改めてテキストにしてみると、書いている私自身も再確認が出来て良かったと思います。

 まず進化で一番顕著なのは、やはりヘッドのメイクではないでしょうか。2002年のモデルと比べるとその差は歴然です。2002年頃のモデルはまつ毛も付いてなく、上辺を黒く塗っているだけでした。

 しかしこの「アリス」が登場して(登場当初はソフビでしたが、その後シリコンに移植)オリエント工業製品は爆発的に売れたので、当時は圧倒的に可愛いドールヘッドだった訳です。

 そしてボディも肌色一色成型のままでしたが、関節には陰影が表現され、爪も肌色に塗装されています。

 また写真では分かりませんが、唇や乳首の塗装は数ヶ月で剥がれてしまうものでした。まだシリコンへの塗装が確立されていない2002年頃と比べるとメイクの質も雲泥の差です。

 ヘッドのジョイントも変更されています。当時のボールジョイントは軽いソフビヘッド用を改良したもので、重いシリコンでは時間の経過と共に顎が下がって来てしまいました。これを新タイプのジョイントにすることにより、首の左右、上下の角度を自由に曲げられ、確実に固定出来る様になりました。

 そして重量も改善されています。2002年のモデルは140cmでボディの公称重量30kgでしたが、現在は146cmで27.5kg、136cmで22.0kgと大幅に軽くなっています

 グリップボディになり関節が固定されたこともありますが、2002年モデルと比較してみると「重いことは重いけど、随分持ち上げやすくなったな~」という印象です。

 シリコンはマッド(艶消し)な雰囲気で、現在最も人間の肌に近い素材と言われているところも納得です。全体的な硬さは2002年のモデルと大きく変わらない、先日の記事の数値で言うところの+3~+4位です。

 しかし胸は中に柔らか素材を入れて+1~+2位の感触です。勿論中の素材をもっと柔らかくすればもっと柔らかく、揉み心地も良くなるのですが、耐久性を考えるとこの柔らかさという感じではないでしょうか。

 この二層構造の発想も現在では定番ですが、2002年当時は無く当時は相当硬かったのですが、ソフビからの進化だったので、硬いことは欠点として語られることはありませんでした。当時はそんな時代でした。

 という訳で今回はオリエント工業のJEWEL146を2002年ボディと比較しながら見てきました。こうしてJEWELというオリエント工業の製品をほぼ25年、四半世紀の時を隔てて比較してみると「オリエント工業のシリコンドール」と一口に言えど様々な所で進化しているのが理解できます。

 今回はとりあえず先日撮影しながら気付いたこと、考えたことなどを中心に書いてみましたが、また思い立ったことがありましたら記事にしていきたいと思います。


Jewel(オリエント工業)


頭部パーツ単体(オリエント工業)

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