シリコン製60cmクラスドールで気を付けていることなど
本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。
最近ではMOZUドールが積極的に65cmドールをリリースしてきています。改めて我が家の60cmシームレスで撮影してみて、このサイズのドールについて色々と書いていきたいと思います。
![]() MOZU 光ちゃん 65cm |
![]() MOZU 望ちゃん 65cm |
![]() MOZU 珊瑚 65cm |
![]() MOZU 比奈 65cm |
(我が家のドールはシリコン製の国産ドール(製廃)で公称身長が60cm、顔もシリコン、骨格構造も異なります。あくまでもこのサイズのシリコンドールで気を付けること的な内容としてお読みください。)
■ スタンドと手の保護はマスト?
同サイズでもフルPVCのドール(オビツ等)なら、運が良ければ支え無しで、つっかえ棒があればまず立ちます。しかしシリコンになると重量が増しますのでつっかえ棒では厳しい感じです。
PVCならスタンドはほぼ使わない私でも、安全に撮影する為にはスタンドはあった方が良いと思います。幸いMOZUには専用スタンドがオプション設定されていますので、一緒に購入しておいた方が良いと思います。
そしてもう一つは指の保護はマストだと思います。65cmというと130cmクラスの1/2というイメージです。長さは半分ですが、指の断面積は130㎝ドールの1/4です。本当に繊細なので慎重に扱ってあげる必要があります。
うちのドールにはスティックコーヒーの袋が丁度良い大きさでした。MOZUの65cmですともう一回り手が大きいと思いますので、もし入らなければかつお節のパックの袋を加工しても良いかもしれません。
いずれにしても引っかけて引っ張られない様移動時は養生してあげる必要があります。
■ 60cmサイズのシリコンドールはどんな感じ?
当たり前過ぎますがこのサイズのドールは100cm超えの等身大シリコンと比較すると、小さい分扱いやすいですし手軽です。
バッグに入れれば片手で持ち運びが出来ます。MOZUではオプションで運搬用のバッグも一緒に購入出来ます。
一方同サイズのPVCドールと比較すると重たいですし、気を使います。ボディも劣化したら関節をアッセンブリ交換できる球体関節の方がガンガンポージング出来ます。やはり骨折したらボディを買い直しと考えると若干守りに入ってしまいます。
あとボディへの汚れについてですが、油分があるので埃が付きやすいですが、色移りがしやすいのはPVCの方だと思います。洗浄後ベビーパウダーでサラサラになるのは等身大ドールと同じです。
シームレスの見た目を取ればシリコンが圧倒的に美しいですが、手軽さではPVCという感じです。
今度は腕まくりさせてみました。やはりシリコンボディを選ぶメリットは関節の見えないスマートな肌でしょう。肘、手首に繫ぎ目はありません。指も針金が入っているので自由に曲げられます。
このドールの衣装の様に肌面積が小さいとメリットが少ないですが、半袖、短パン、水着など肌面積が大きなシーンではよりシームレスドールの真価を発揮する感じだと思います。
■ スタンドはマストですが、やはりスタンドは消したい
60cmサイズでもシリコン製となると重量はPVCより重くなり、MOZUでは3kg台です。スタンドを使用してしっかり固定して撮影した方が良いのは先程書いた通りですが、折角精巧なシームレスボディを使ってもスタンドが見えてしまったらその時点で「ドールが自らの意思で立っている」感じが無くなってしまいます。
やはりスタンドが無い方がこの娘の意思で立っている様で良いと思います。
しかし修正といっても人を欺くアリバイ作りではありませんので、不自然にならない程度の粗ならあっても良いと思います。この写真も処理はいい加減ですが、10分位で消しました。
私達が日常立つときにスタンドは使いません。私たちが使わないのですから、ドールにも無い方が良いと思います。
![]() MOZU 光ちゃん 65cm |
![]() MOZU 望ちゃん 65cm |
![]() MOZU 珊瑚 65cm |
![]() MOZU 比奈 65cm |
お出掛けを考えているなら、この2つのオプションはあった方が良いと思います。部屋の中で楽しむだけならスタンドだけで良いかと思います。