リアルドールへのまつげ装着

 今回はリアルドールに付けまつげを装着してみたいと思います。20年前のリアルドールでしたので、当時付けまつげが装着されていなかったので今回新規の装着ですが、まつげの交換や外れかかったまつげの補修にも役立つと思います。

 今回は手軽に100均で付けまつげを確保してきましたが、Amazonなどでも購入できますので適当なものを選べばよいかと思います。


NEWCOME 高級繊維 つけまつげ アイラッシュ 長めタイプ 柔らかい手作り (301L)

 開けてみました。プラスティックの土台に軽く接着されていますので、外して使用します。毛は細いので壊さないように注意してください(何回もやっていますが、少し気を付けていれば壊したことはありません)。

 まつげの裏側の土台部分に接着していた糊を除去します。私はプラモデル用のシンナーを綿棒に浸み込ませ拭き取りましたが、何か別に良い方法があればどんな方法でも良いかと思います。但し人体に装着する場合はシンナーは使わない方が良いと思います。


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 ベタつきが残っていると作業がしにくいですし、装着後も良いことはありませんのでしっかり糊を落としておきましょう。

 接着剤を付ける前にここで長さを確認します。長い場合はカットしますが、左右対称にカットした方が綺麗に仕上がります。今回は長さはOKなのでそのまま使用します。

 接着剤は「ボンド Gクリヤー」で行います。塗装面やプラスティックの表面を侵さない、そこそこ強力、乾かなければ貼り直しが効くなどで鉄道模型でもお世話になっているお気に入りの接着剤です。但し表面を侵さないは私のこれまでの経験の話で「絶対侵さない」ではないので、作業は自己責任でお願い致します。


ボンド Gクリヤー 20ml(箱)

 なお付けまつげに接着剤が同梱されている場合もありますが、接着力が弱く、接着までに時間がかかりますので作業性を考え使用していません。人間なら付属の接着剤の方が良いのかもしれませんが、シリコンやTPEは油分もありますのでGクリヤーの方が良い気がします。

 先程糊を除去した側と反対側の面に接着剤を塗ります。イメージとしては接着剤で幅1mmの線を引く感じです。接着剤のチューブからでは無理な作業なので、爪楊枝の先で接着剤を載せてあげる様な感じです。

 瞼の下側に接着して完成です。眼球に少し接着剤が付いてしまいましたが、指で擦れば綺麗に落ちます。まつげの無い右側と比べるとやはりまつげの効果は大きいです。

 両目のまつげが装着完了しました。今回はまつげ無しのドールに装着というグレードアップでしたが、何年か一緒に暮らしてまつげが曲がって来た、外れてきたドールのリフレッシュにも役立つテクニックです。参考になれば幸いです。

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