ドールを可愛く撮る為に必要なセッティング
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普段はドール写真を公開しているこのサイトですが、今回は「等身大ドールを可愛く撮る」為に必要なことを書いてみたいと思います。写真講座というと構図や露出みたいな写真期の話になりがちですが、ドール写真ならではの気をつけなければならないポイントを放置していると、どれだけ一般的な写真技術を学んでも結局は残念な写真になってしまうと思います。
今回はドール写真の一丁目一番地であるドールのセットについてお話をしていきたいと思います。
とりあえず1枚撮影してみました。もしSNSに「#うちのこかわいい」とハッシュタグを付けてこんな写真がアップされていたらどう思うでしょうか。カメラやレンズの性能、構図等写真技術以前の問題でかなり残念な写真です。残念な理由を挙げてみると、
・ウィッグがずれている、乱れている
・胸下のリボンが解けている
・指の方向が有り得ない方向を向いている
・足元にブラシが散らかったまま、背景を全く気にしていない
・目線の方向が意味不明
みたいなことが思い付きそうです。一つ一つはつい確認を忘れがちな小さな事柄ですが、これらの問題がクリアされていないと作例のような残念な雰囲気の写真になっています。
他にもこの写真ではありませんが洋服だけでも靴下がずれていないか、襟が曲がったり捲れていないか、シャツがでていないか、スカートが曲がっていないかなど色々あります。また背景も散らかった部屋をバックに撮影していたらそれだけで残念な写真になってしまいます。
シャッターを切る前にこれらのことを一つ一つ潰しておきましょう、格段に写真のレベルが向上します。
そしてウィッグのメンテナンスはドール撮影では必須です。ドール撮影をするならライティング云々の前にまずこちらをマスターするべきです。ブラシやウィッグ用のオイルミストは必須です。
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ウィッグの高さでも雰囲気は変わります。私的にこの娘に一番しっくり来る高さです。
高めにするとこんな感じになります。
逆に深くするとこんな感じです。
一番最初の写真が私的に一番気に入っている位置ですが、ここは正解はありません。自分が一番可愛いと思う場所が良いでしょう。しかし一度この高さを決めたらある程度どの写真でも同じ方が良いと思います。写真ごとに、日ごとに高さが変わると違和感を感じるかもしれません。
細かな所を整えもう一度撮影してみました。目線もバッチリで安心して見ていられる写真になりました。ドールを「物」っぽく撮影しないコツとして「目線を意識する」というところが挙げられます。
目線を意識できるように慣れば、カメラ目線から外しても意思を感じられる写真が撮影できます。この写真の場合挙げている手と目線の方向を一致させているので、斜め前から知り合いが来て挨拶しているような写真になっています。
まずは
① 写真に写る場所を綺麗にして
② そしてドールさんの身だしなみをきっちりチェックしたら
③ 目線を意識して撮影してみて下さい。
これまでこれらの点を意識せず撮影していたなら、写真が2段階位レベルアップすると思います。
■ モデルの娘について
召喚当時は一番バリエーションもあったタマトイズのエンジェリックドール用マスクを使用しましたが、現在ではえあ★ますくの方がバリエーションが豊富です。マスクはKUU-FACEも含め好みで選んで下さい。