エリーたんと夏休みの清里へ!(1)

 エリーちゃんが「夏休みなのに何処へも行っていない!」と言いますので、清里へ連れて行くことにしました。駅前の通りにはかつての清里ブームの名残であるメルヘンチックな建物が数多く存在します。

 清里駅駅前には小海線と馴染みの深いC56-149が展示されています。同機の新製配置は新潟でしたが、すぐに小海線を管轄する中込機関区に転属、生涯の大半をここ小海線で過ごしました。

 今日はエリーちゃんとここ清里の街並みを見てみたいと思います。

 まずはロータリーの外れにあるこのお店、既に廃業してからかなりの時間が経過していそうです。

 駅のロータリーに面していますから、清里ブームの頃はさぞかし多くの人で賑わったことでしょう。「売物件」とあるので気になって価格を調べてみたら3100万円でした。

 駅前の道を甲斐大泉の方に向かって歩いていきます。清里ブーム時代に憧れたメルヘンチックな建物が見えてきました。

「・・・。」

 エリーちゃんはこのお城のような建物が気に入ったようです。

「こっち、こっち!」

 お子様でファンシーショップの意味が分かりませんから「ミルクポッド」の文字に反応して手招きします。ミルクなのでソフトクリームが食べられると思ったのでしょう。

 しかしお店が開いていないので、ソフトクリームには辿り着けませんでした。残念、エリーたん。この建物ももう何年も開いていない様子です。

 この周辺にはまだまだ清里ブーム時代の面影を残した建物が数多く存在しますので、次回以降もエリーちゃんと一緒に見ていきたいと思います。

■ この写真のモデルについて


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