いっぱい撮影してあげてください
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今日は「お迎えしたドールの写真をいっぱい撮影してあげましょう」というお話です。
しかし内容は残念ながら、子供の成長記録の様に「愛情をもって色々なシーンで撮影してあげましょう」というドール愛溢れるお話ではなく撮影技術的な話です。

先日コーヒーを飲みながらくつろいでいるシーンを撮影しました。4コマ目はコーヒーを飲んでホッと一息ついて宙を見ているシーンです。
4コマの1~3コマまでは作業をしているシーンなので、目線を手元に合わせてあげれば一生懸命作業している様に見えますので、あまり問題はありません。
しかし4コマ目は宙を見ているシーンなので、ボーっとしている感じがなかなか難しいです。あまり意識しないで撮影するとただ人形を置いて撮影しただけな写真になってしまいがちです。

仕方ないので色々撮影しながら検証していくしかありません。主だったカットを4枚並べましたが、実際には僅かな高さを変えた写真などを含めると15枚位撮影しています。
なお4枚の写真はドールのセッティングは一切いじらず、単純にカメラの角度の違いだけです。
左上は画面を斜めにした為か不安定な絵になり、表情も不安そうに見えます。右上は少し意志が強く、ボーっとしているというよりはちゃんと前を見ている感じです。
左下は下から見上げることで宙を見ている感じを出そうとしましたが、結果は「よし頑張るぞ!」という感じになってしまいました。
なかなか難しいので、一度時間を空けて改めて撮影してみたのが右下です。採用になった写真と雰囲気が似ており、どちらにするか迷いましたが、少し不安っぽい雰囲気もありますので結局冒頭の写真に決めました。
いつも書いていることですがアニメ顔から撮影を始めて、初めてリアルドールを撮影した時に感じたのが「目線のストライクゾーンが狭い事」です。カメラが少しずれると気が抜けてしまいます。
しかし狙った通りの表情が撮れると難しい分喜びも倍増です。
カメラの位置が少しずれると全く別の表情をしてしまいますので、欲しい表情が撮れるまで粘って色々撮影してあげてみてください。






























