ポージングが出来るから楽しい、そして愛おしくなる(シリコン、TPEドール)
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現在のシリコンドールやTPEドールは関節機能で様々なポージングが楽しめます。ポーズ固定の等身大ドールでも傍に居ればそれはそれで愛おしい存在ですが、ポージングは楽しいですし、愛おしさも倍増します。
ということで、今回は我が家の麻耶さんにシチュエーションごとに色々動いて頂こうと思います。
昔話をすると2002年頃の等身大ドールはポージングが殆ど出来ませんでした。基本は首の上下左右の動き、手を前で組む位の動きで色々表現するしかありませんでした。
ですからこうやって景色の綺麗な場所で立たせて撮影するしかありませんでした。春は桜、初夏に紫陽花、夏休みに北海道に遠征して、秋に紅葉、冬にイルミネーションと1年撮影すると、もうやることが無くなって飽きてしまいました。
そのうちあまりにも退屈過ぎて、当時は「こんなレイヤーを作って日本全国の景色と合成すればそれで良くね?」位にテンションがダダ下がりでした。
しかし現在は関節が自由自在に動き、様々なポージングが可能です。「このシチュエーションなら彼女はどう動くだろう?」と考えて、それをどこ迄再現できるかが今の楽しみの一つです。
関節付きドールにはポージングを考える楽しみがあります。
車を停めて歩き始めようとしたら、「ちょっと、ちょっと」と声がしました。振り向くとトランクから荷物を取り出したいと呼び戻されました。
流し目はただ見つめている時と違って、何か言いたそうな雰囲気です。
綺麗な景色を見たら人もドールも眺望に釘付けです。首の角度でどちらを見ているかが後ろから見ていても想像出来ます。
そして綺麗な花を見つけて、見上げています。シチュエーションごとに色々な表情を見せてくれる優秀な娘です。
しかし人間の関節はドールの関節よりはるかに優秀ですから出来ない事もあります。そんな時は工夫するしかないのですが、そんな工夫もパズルを解くような楽しみになります。
例えば5kgの米を持っている様な雰囲気は作れますが、彼女に5kgの米を持ち上げることは不可能です。この写真は画面の下に台を置きそこに米袋を置いて、ドールの胸に立てかける様にして固定しています。
そしてドールの腕だけ曲げて米袋を持っている様な雰囲気にしました。肘が少し曲がっているので、力を入れて持ち上げている様に見えます。
カメラも同じです。指に針金の関節は付いていますが、カメラを握持するほどの力はありません。三脚でカメラを固定してカメラに合わせて指を這わせています。
ちなみにシャッターを押す指は人差し指、ファインダーを覗く目は右です。ポージングで「どうだっけ?」となった時は自分で同じことをしてみて、自分のポーズを真似てセットすれば自然なポージングが出来ます。
今回は外での撮影を例にご紹介しましたが、部屋でも同じです。クッキーを摘まむ時は?パソコンをジャックしてマウスをいじっている姿、テレビのリモコンを操作している姿、どこまで雰囲気を作れるか、やってみると楽しくなります。
ということで関節付きドールをお迎えしたら、ただ立たせるだけじゃなく色々この世界を楽しませてあげてください。
■ 本日のモデルさん
ElsaBabe 天野南 RAD019 148cm-M ノーマル肌