共通規格の良い点はそのまま、進化したM16ジョイント

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 中国製ドールの特徴の一つに「首のジョイントはM16の共通規格である」というところがあります(XYcoloドールや100cm未満のドール等を除く)。

 メーカーが異なれど工業規格であるM16ネジを用いていますので、A社のボディにB社のヘッド、またはぬいぐるみのボディにシリコンやTPEのヘッド等ということも可能です。


 私の記憶ではTPEドールは日本に上陸した約10年前からこのM16を採用していましたが、幸福系のぬいぐるみはまだオリジナルのジョイントだったと思います。のちに幸福系も現在のM16の規格に変わりました。

 しかし最近は各社ともこのタイプのジョイントに変わりつつあります。M16のネジ式は互換性があるというメリットがありましたが、グルグルヘッドを回さなければならず、ウィッグを装着したままの着脱は巻き込んでしまい不可能でした。

 しかしワンタッチで押し込むだけですからウィッグを装着したままの着脱が可能になりました。

 しかしここが凄い所で、ヘッド側のボールジョイントはボディ側のネジ山の谷間に引っかかっているだけ、ボディ側は一切加工していないM16規格のままですから、従来のM16規格とも完全互換です。

 そしてヘッドのジョイントもヘッドとの取付はM16規格ですから従来のM16規格と完全互換です。ここで受け側を新しい形状とせずに、あえてM16規格のままとしたところが素晴らしいアイデアだと思います。

 私がお迎えした「ElsaBabe 天野南 RAD019」の場合、ヘッドとボディのフルセットでお迎えしたら標準でこのボールジョイント式のジョイントが付属してきました。新たに購入する必要はありませんでした。

 オプションではM16セットを別途余分に購入出来る様になっています。更にM16アダプタにすると首の振り角を大きくすることが出来ます。 「M16の規格」という点では10年変わっていませんが、圧倒的にセットしやすく進化している箇所です。


ElsaBabe 天野南 RAD019 148cm-M ノーマル肌
(YOURDOLL)

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