【生産完了】木偶の坊 セックスドール 座りタイプG 夏音 改良型 レビュー

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 残念ながら木偶の坊は2023年に廃業、全てのモデルが生産完了してしまいました。木偶の坊に変わるドールは?というと唯一無二の存在だっただけに難しいのですが、完成度ということではエーワンのふぇありーどーる「おすわり」ののしかないのかな?と思います。

 しかし木偶の坊のグラマラスなボディラインは唯一無二でやはり完全な代替はこの世に存在しないのかもしれません。

 今回は木偶の坊の「木偶の坊 セックスドール 座りタイプG 夏音 なつね 改良型」をレビューしてみたいと思います。 「木偶の坊はいいぞ!」と多くの方が言っていますが、顔が好みではなかった為お迎えは後手後手になっていました。しかしいざお迎えしてみると「木偶の坊はいいぞ!」がよく分かり、本当に細かいところまでこだわり抜いたドールだとよく分かりました。

 「人形は顔が命」と言われるので、まずは顔からチェックしてみたいと思います。木偶の坊は長く固い首部にソフビマスクを被せる形で顔を表現しています。胴体型クッションに手足顔が付きラブドールになった木偶の坊らしい進化と発想です。

 顔マスクの裏側から見ると顔固定の仕組みがよく分かります。写真の様にソフビの皮を首に刺し、周辺は同梱のクッションで埋める方法で固定しています。首を通す部分がきついので顔の上下はきっちり固定出来ますし、ソフビも柔らかいもののそこそこの硬さがありますので顔の形が大きく崩れることはありません。実用には十分の固定力を持っていると思います。

 ウィッグを被せる前(左)はオリ○ント工業の様な気合の入ったメイクと比較すると見劣りしますが、 ウィッグを被せると(右)違和感が無くなります。少し色白という印象ですが、ソフビなので市販の化粧品でチークなどを加えてもう少し血色をよくすることも可能です。

 まずは手の甲と掌が作り分けられているのは現在「木偶の坊」だけではないでしょうか。ぬいぐるみドールの手は「カニパン」と表現されることが多いですが、五指を一枚の布から切り出しているのではなく親指を別パーツ化して立体的、かつ実感的な造形としています。また掌のしわも表現されており、ぬいぐるみドールの手相を見るとはお迎えするまで想像もしませんでした。「ぬいぐるみで出来ることは何でもやる!」といった木偶の坊ならではの心意気を感じる、ぬいぐるみドールでは頭一つ抜きん出たクォリティだと思います。

 足はふぇありーどーるなどと同じで糸で縫われた食い込みで五指を表現している。足の造型は他社とあまり変わらない雰囲気です。

前側

後ろ側

 胸や腰のクビレをアップで。なおホールポケットについてはジョークグッズジャーナルで詳細に解説しています。

 最近のTPEやシリコンのシームレスドールと比較するとダルっとした熟女という感じで、ここが好みの分かれるところだと思います。すが、二の腕の太さや大きなおっぱいをこの雰囲気で表現するのはTPEやシリコンでは難しいのではないかと思います。

■ カスタマイズ

 ところで私はやはりアニメ顔が好きなのでこの娘をアニメ顔にカスタマイズできないかと考え「むにむに製作所」のマスクを利用してみたところ良い感じに仕上がりました。

 「むにむに製作所」のマスクは人が被れるマスクなので人の顔より大きいものですが、人が被った時アニメキャラっぽくなるよう考えられていますので身体とのバランスは良い感じです。個人的に好きでベースのダイナマイトボディが生かせる娘にしてみましたが、違和感ない仕上がりになったと思います。

 余談ですが、この座りポーズはこの様に座らせておくのには都合が良いですが、添い寝をすると膝が布団を突き上げてしまいますので、添い寝も考えているなら直立ポーズの方がおすすめです。


本格的 コスプレマスク KAWAII-13

 うちの娘は自分でペイントしたカスタムですが、「本格的 コスプレマスク KAWAII-13」が比較的似ていると思います(目の色が違いますが)。

 この娘ならではのダイナマイトボディは服を着せてもスポイルされることはありません!

 顔の固定方法ですが、スポンジでこの様な台座を作りました。詳細についてはこちらの記事に詳細に記載しています。被せるだけでもかなりしっかり固定出来ましたが、用途上もっとしっかりした固定が必要な場合はテープや接着剤を使用してみてください。

 また木偶の坊は小柄ではないので市販の女性服が着せられるのもメリットです。写真は「コスらぶ☆【サクラ坂アイドル】」を着せてみた写真で基本大人ボディなのでピッタリと言いたいところですが、木偶の坊ならではのダイナマイトボディでブラウスの前ボタンがはち切れそうな感じとなりました。これぞ木偶の坊の醍醐味だと思いますw。

 ぬいぐるみならではの暖かみと相まって母性を求めるならこの木偶の坊の右に出るドールは執筆日現在存在しないのではないかと思います。ちなみに想定身長は165cm、スリーサイズはB90cm、W65cm、H89cmとなっています(公称)。

 各種素材別でドールを語りますとどのドールも一長一短で全ての面において最高の素材というものは存在しないのですが、対TPE、シリコンドールで言うと布ならではの暖かみ、ぬいぐるみならではの軽さがメリットとして挙げられると思います。特によく動かすなら3kgを切る重さは大きなメリットだと思います。

 残念ながら木偶の坊は2023年に廃業、全てのモデルが生産完了してしまいました。木偶の坊に変わるドールは?というと唯一無二の存在だっただけに難しいのですが、完成度ということではエーワンのふぇありーどーる「おすわり」ののしかないのかな?と思います。

 しかし木偶の坊のグラマラスなボディラインは唯一無二でやはり完全な代替はこの世に存在しないのかもしれません。

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