ポータブル電源+LED電球で夜ポートレートに挑戦
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先日写真家の塙真一さんが携行出来るLEDライトを動画で紹介していて、動画後半の夜ポートレートが個人的に面白そう、ドールポートレートもやってみたいとなりました。ということでまずは手持ちの機材で夜ポートレートが出来ないかとやってみました。
こちらが発端の動画です。本体1台3.5万円位でバッテリーや接続関係を含めても6万円で収まりそうです。脊髄反射的に買ってしまいそうになりましたが、まずはその前に手元にある機材でやってみたいと思います。
そして下が手元にあった機材です。ソフトボックスの蛍光灯は蛍光灯45Wなので4灯で180Wになってしまいますのでポータブル電源では難しそうです。しかしLEDライトでしたら同様の明るさで10.5W、4灯で42Wです。ポータブル電源でも2灯体制8灯でも84Wですから十分いけそうです。もっともこれを白熱球でやろうとすると400W必要になる訳ですから、白熱球~蛍光灯~LEDの進化というものは凄いものです。
ソフトボックスは私が当時購入したものはページが消えていましたが、メーカーが異なれど仕様が全く同じものがありましたのでそちらを紹介しています。ポータブル電源もやはり同じものがありませんが、同等のスペックのものを紹介しています。
本来撮影に使う光源なら太陽光に近い「昼白色」が良いのですが、今回は流用ですので「昼光色」でいきます。曇り空位の少し青みのある白になってしまいますが、1000K程度ならホワイトバランスで調整は可能そうです。しかしフラッシュと併用した時は少し色味が異なりますので調整が必要になりそうです。
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1/45、f5.6、ISO6400、WB太陽光、CI人物
上記の機材を組み合わせてみました。この写真はホワイトバランスを検証する為にも太陽光(約5500K)に設定してみました。やはり想定通り少し青みがかった白です。それでは撮影してみた写真を何枚かご紹介します。
1/45、f5.6、ISO2200、WB6000K、CI人物
こちらは順光で撮影してみました。光は約2m程離してこの数値です。最新のPENTAXカメラは高感度に強いですし、ボディ内手ブレ補正もありますから十分実用的な明るさです。ストロボと比較して常に明るいので光、影が見極めやすい、AFがしっかり効くというメリットもあります。
1/15、f5.6、ISO6400、WB6000K、CI里び
今度は逆光に挑戦です。逆光ですとやはり数値的にはかなり厳しい感じです。2灯、レフ板、ストロボ併用など何でも良いので何かしらの+αが必要そうです。
1/20、f5.6、ISO6400、WB6000K、CI人物
今回WBはいずれも6000Kとしましが、実際は全てブルーを微調整で足しています。昼光色といいながら色温度は5500Kから6000Kの間の様です。もっとも厳格に拘るなら写真専用品を用いるべきで、家庭用電灯の流用ですから「カメラのホワイトバランスに任せる」位の寛容性は必要そうです。
しかしコンセント無しで少し大きめの弁当箱程度のポータブル電源でスタジオ並みのライティングが組めるのは大いに魅力です。今回は20分程度の撮影でしたが、ポータブル電源の残量目盛りは減りませんでした。かなり長時間の撮影も可能そうです。今回は「使えるかどうか」のとりあえずの試験でしたが、次回は撮りたい写真の構想を練ってしっかり装備を揃えて再度挑戦したいと思います。
■ この写真のモデルについて
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