ぬいぐるみ、TPE、シリコン、それぞれの素材の長所、短所

 本サイトの記事にはアフィリエイト広告が含まれますが、記事の内容は中立性を保つ様、細心の注意を払って編集しております。

 現在ドールの素材は大きく分けてぬいぐるみ、TPE、シリコンになろうかと思います。また最近ではPVCを用いたモデルも出てきており私も注文中ですが、まだ現物が来ていないので、今回は割愛します。

 今回はそんな素材の違いによってどんなメリット、デメリットがあるのかを表にしてみました。

 但しメーカーによりスペックに差異はありますし、オーナが求めるケースによっても優劣が変わってくることもありますので「絶対にこの表通りである」ではなく「一般的にはこんな感じ」という緩い感じで捉えて貰えればと思います。

ぬいぐるみ1 ぬいぐるみ2 TPE シリコン
モデル例
ふぇありーどーる 「おすわり」のの(エムズ A)
他の取扱店:NLS(A)/(C)アダルトグッズ「SALE!!」ホットパワーズKIYO

「さくらドール」色々(信長TOYs)

TPEドール色々
(YOURDOLL)
他の取扱店

シリコンドール色々
(YOURDOLL)
他の取扱店
耐久性
リアルさ ×
汚れ除去 × ×
軽さ × ×
ポージング
ブリード
(無)

(無)
×
(僅か)
温もり × ×
(但し加温機能も)
価格
(身長150cm程度基準)

(5~6万円)

(15~20万円)

(10~20万円)
×
(20万円~)

 耐久性はあくまでも表面的なところで、関節などは考慮に入れていません。ここは「一般的には・・・」というところで評価していますが、扱い方によっても寿命が大きく変わってきますので、大切に扱ってあげて欲しいところです。

 一般論での耐久性は「シリコン>TPE」ですが、大切に扱われているTPEより先に壊れる、雑に扱われたシリコンドールというものも存在すると思います。

 またTPEは成分の配合、メーカによっても変わってきます。これもまた一般論ですが、どこのメーカか分からない様なボディより、正規代理店で購入したメーカのものの方が長持ちする傾向がある様です。

 そしてあらゆる前提を廃して、「今、最も撮影モデルに適した素材は?」と問われると、写真の仕上がりを考えてもシリコンだと思います。格好良い、完成度の高い写真を撮影したいというならシリコンが一番でしょう。耐久性でも優れています

 しかし色々動かして撮影したいので「重いのはノーサンキュー」というならぬいぐるみという選択肢になります。写真は炭住街を見下ろせる山に登って撮影したのですが、これをシリコンドールでやると大変です。

 更に言うとイメージの残るヘッド部分はシリコンやTPEで服で大半が隠れるボディをぬいぐるみとするハイブリッド方式などもあります。

 同様に価格を抑える為にシリコンのヘッド+TPEボディというラインナップも数多くあります。

 そしてそんなことを書きながらもTPEの柔らかさは捨てがたいものがあります。更に最近は柔らかさがアップしたS-TPEという素材も流通してきています。S-TPEは柔らかい分どうしてもブリードは多くなり、耐久性も劣りますが、プルプル感は一番でしょう。

 つまりどんな要望にも応えられる万能素材は存在しないということです。価格、耐久性、見た目それぞれで優劣は付けられますが、オーナーの求めるところにより一番の素材も変わってきます。

 この表が素材選びの参考になれば幸いです。

おすすめ