PENTAX K-70で楽しむ等身大ドール写真(屋外編)

 ドール写真を撮影する時に必要なカメラは「レンズ交換の出来るカメラなら何でもいい」ということは以前書きましたが、今回はPENTAXのエントリーキット「PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット」で撮影してみたいと思います。

 私自身PENTAX使いなので「PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット」を使用していますが、Nikon Z50でも構いませんし、Canonのkissでも全く問題ありません。仕上がりは殆ど変わりませんから好きなカメラがあるのならその好きなカメラで撮影してみてください。

 機材バカの人の中には「エントリー機ではまともな写真は撮れない」とか仰る方もいますが、それは全くの間違いでエントリー機+キットレンズでも美しい写真を撮影することが出来ます。今回ご紹介する写真は「PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット」を使って、梅が開花した公園で30分位撮影してきた写真たちです。

 まずは梅関係なしに、ドールをお迎えするとドールの顔を大きく撮りたくなるものです。ということでズームレンズを望遠側にして顔を大きめに撮影してみました。ドールの顔はカッチリ、背景はボケて一眼を買った甲斐がある、写真が少し上手くなったような写真が撮れました。

 作例では焦点距離を115mm近くで撮影していますが、数字が大きくなるほど望遠レンズになり、背景がよりボケてくれます。

 折角梅の咲いている公園に来たのですから、今度はズームレンズを広角側の18mmにして公園の雰囲気を入れながら全身を撮影してみました。広角側だと手前から奥までピントが合いますのでドールから奥の梅の木までくっきり写っています。

 広角で撮影すると背景の情報が多く入れられますので公園の広い雰囲気も伝わりますし、ピントが全体的に合っていますので「どんな場所に行った」という思い出作りにもなります。

 ところで自分のドールを撮影するとなるとついついドールの正面をアップで撮影しがちですが、たまにはこんな風にドールを小さく撮影してみても面白い写真になります。一つ上の写真と比較するとドールの面積は1/4以下ですが、ドールの存在感は全く薄れていないと思います。その存在感こそがドールです。

 今回はこの場所で色々撮影してきましたので他のカットは下の記事もご覧頂ければと思います、焦点距離を変える、ドールの大きさを変える、向きを変える、縦横を使い分けるだけで色々なバリエーションの写真が撮影出来ます。まさにカメラとレンズは使いようです。(下の記事の一部写真には、レンズに10-17FISHEYEを使用しているものがあります。)


 将来は明るい単焦点レンズなどを揃えていっても面白いと思いますが、このレンズキットだけで撮れない写真は無いと思います。最初はあまり力まず、折角買ったレンズキットで色々撮影した方が良いと思います。


PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット

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