森の中の廃駅
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道東の森の中、約40年前に廃線となった駅が今なおその時の姿のままで旅人が訪れるのを待っています。
現在は森の中という表現がぴったりのこの場所ですが、見ての通り広大な敷地の駅は貨物扱いもあり、周辺には集落もありました。
そしてホーム、レールは当時のものですが、新しい駅名標は地元の有志の方によって建てられたものです。
また周辺の草刈りなども有志の方によって行われている為、我々観光者はこの様に快適な環境で見学をすることが可能です。また「ひがし大雪自然ガイドセンター」ではこの場所やタウシュベツ川橋梁のツアーも行っています。
「・・・。」
そしてもこちゃんの奥に見えるのがふきの葉です。北海道の自然の中に行くとよく見ることがありますが、急な雨に遭遇したら傘にもなりそうです。
多くの鉄路は廃線と同時に即レールも撤去されてしまうものですが、この線は事実上廃線の「休線」を経て廃線となった為奇跡的に線路が残ったとも聞きます。しかしいずれにしても貴重な遺構で現在は「登録有形文化財」にもなっています。
「ねえ、うんちく話は終わりましたか？」
「ああ、すみません・・・。」
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