オリエント工業ジュエル「かれん」ヘッド、22年前のモデルと比較しながらレビュー

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【信長TOYsの現品限り】オリエント工業 やすらぎ艶 清水美帆

 本日は先日お迎えをした「ジュエル136」のヘッド「かれん」を22年前のシリコンヘッドと比較しながらレビューしてきたいと思います。

 22年前、まだドールを撮り始めたばかりの頃ですから、首は傾いていますし、ウィッグボサボサですがお許しください。国産初のシリコンドールは「キャンディーガール ジュエル」という名称でした。そしてこのヘッドは「アリス」という名前が付けられていました。

 これより前になりますとヘッドはソフビ製になりますので、当時はシリコンの持つ透明感ある質感から「もはや人間と遜色ない」と驚かれたものですが、流石に22年経つとメイクはシンプルで、現在のTPEドールレベルです。

 まだまつ毛の貼り付けも無く、下側の細いまつ毛はペイント、上側にはシャドーが描かれています。口はピンク色ですが、当時は現在のTPEドールのメイクの様にすぐに落ちてしまったのを覚えています。当時はまだシリコンへのメイクは発展途上でした。

 そして現在は可動アイが追加料金無しで選択可能ですが、この当時はアイは固定でした。

 そしてこれからが現代の「かれん」ヘッドの写真です。ウィッグを外すとハートマークが見えますが、可動アイモデルはこのハートマークが刻印されているそうです。これは週末を中心にショールームに詰めている中島相談員から聞いた話ですが、話を聞いてみると色々と教えてくれます。

 こちらが令和クォリティのメイクです。ソフビからシリコンに変わった時に凄く驚いた分、その後素材が変わっていないので、「オリエント工業は進化していない」とつい最近まで勝手に思っていました。

 しかし一口にシリコンドールと言ってもシリコンの材質も当時と変わっていますし、骨格も何度も試行錯誤して大幅に変わりました。そしてメイクの技術は専門の職人が施す様になり格段に進化しました。やはり実物をショールームで見てみる、更に実際にお迎えしてみるとその進化に驚かされます。

 口元です。前歯が少し見えるのがかれんの可愛らしさですが、唇のメイクも艶やかで美しいです。

 ショールームで見れば、20年前の製品とはクォリティが違うと分かりますが、実際にお迎えしてじっくり撮影するとやはり凄いです。新しい娘をお迎えすると色々写真を撮ってみたくなりますが、地雷ちゃんも引き続き撮影してあげなくてはなりません。

「お疲れ~、今日のモデル代だよ!」
「お茶1本?安っ!

(噂通りのケチだわ・・・、それより早く服を買ってもらおう。)

■ 写真のモデルについて

 モデルの娘は「オリエント工業 Jewel」のかれんさんです。ボディは昔の140cmボディを使用しています、現在のジュエル136に該当します。


オリエント工業 Jewel

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