オリエント工業の転機、25年前のソフビ「アリス」
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オリエント工業のドールがダッチワイフの枠を超えラブドールへと進化するきっかけとなったドールを挙げるとすると、私はこのCandy Girlのアリス(ソフビ製)を挙げたいと思います。1999年に登場したモデルですが、2001年にドール界に参入してみるととても人気のあるモデルでした。
(毎度のことながら、メイクは自分の好みで現代風になっています。そしてウィッグは↓のものを使用しています。お手頃価格のツインテールです。)
ドールウィッグ【Aki 3.0】(エムズ)
他の取扱店:NLS、信長TOYs、M-ZAKKA、FANZA、Amazon
2001年当時で13万円台で価格的にも「欲しいと思えば手に入る」価格というところも大きかったと思います。当時はスタンド、衣装迄幅広いオプションがありました。
そして同時期にスタートしたファンタスティックは乱暴な言い方をすると「このボディのホールポケットをキャップで塞ぎ、アニメヘッドを載せただけで、これはフィギュアです」的はアピールをしていました。
しかしこのやり方が良かったのではないかと20年経った今は思っています。撮影モデルや部屋に飾っておくだけの存在として、その様な層にもアピールして裾野を広げた功績は大きいと思うのです。
今では女性が自分の妹としてお迎えする、そんな時代になったのは当時の舵切りが正しかったからなのでしょう。
そしてこのCandy Girlはその後シリコン化されアリスヘッドは廃止されましたが、現在も「ジュエル136」として残っています。改良を重ねながら四半世紀継続しているモデルと考えると凄いものがあります。
そんな伝統が先日消えて無くなりそうな危機にも陥りましたが、再び事業継続の報を聞き本当に良かったと思っています。