エアドールのエア漏れは自分で補修できます

 エアドールがある時元気無くしぼんでいたら、エア漏れかもしれません。しかし最近のエアドールは可愛いのでその個体に愛着が沸いていることも多いと思います。そうすると「安いので新しいのを買っておしまい」という訳にはいきません、「私が好きなのはこの個体なんだ!」ということです。

 しかし心配は要りません、小さな穴なら簡単に補修できます。今回はエア漏れ箇所の発見方法とその補修方法を解説していきます。色々試してみましたが、この方法が確実で、最悪同じ場所からエア漏れしても再補修も可能です。

 まずは霧吹きに中性洗剤を数滴垂らした水溶液を用意します。

 霧吹きで丁寧にエアドールに中性洗剤水溶液を吹きかけていきます。エアドールが空気漏れを起こしやすいのは溶着部分、曲がり角などです。平面に穴が開くのは稀ですので溶着部分、曲がり角などに重点的に吹きかけ様子を観察します。

 シャボン玉の原理で空気漏れを起こしている場所からはこの様な泡が発生しますので、この泡で漏れ箇所を発見します。今回は溶着箇所が交差する場所からエア漏れしている感じでした。

 漏れ箇所が特定できたら中性洗剤水溶液をシャワーで流しタオルで良く拭き取ります。特に空気の漏れ箇所は接着剤による補修を確実にする為にも念入りに水分を除去しておいてください。

 補修に必要な材料はビニール用ボンドとビニールシートになります。私は解体したエアピローから切り取っておきましたが、初めての方は↓の様な製品を購入すると両方とも簡単に入手できます。


エアダッチ補修キット(エムズ)
エアダッチ補修キット(通販大魔王)
Amazonなどでも購入できます。

おもちゃ補修キット
おもちゃ補修キット
(NLSにも似たような製品があります)

 ビニールシートからパッチを切り出します。大きくてもあまり意味が無いので私はピンホール程度の穴でしたら1cmに満たないパッチを使用しています。エア漏れが止まらなければもう一度大きなパッチを切り出せばいい位の感覚です。

 ビニール用ボンドを十分に塗り写真の様に接着します。

 少し可哀想ですが、 しっかり固着する様に数時間圧迫を加えます。今回は机の脚の下に置きましたが、重しを乗せたり、可能な個所であれば洗濯ばさみで挟んで圧迫しても構いません。

 完全硬化した丸一日後に再び空気を入れ、補修箇所に再び中性洗剤水溶液を冒頭の霧吹きで噴霧します。泡が発生しなければ補修成功です、お疲れさまでした。これでまた一緒に居られます、末永くお幸せに暮らしてください。

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