窓際のかがみん（夕暮編）

　冬は日が短いですね。４時をまわるともう太陽光は赤くなってしまいます。で、夕日の当たる窓際の写真に挑戦してみましたよ。

　夕日が綺麗だなと思ってカメラを構えても以外と撮影出来る写真は冒頭の様な写真だと思う。でも仕方ない、これがカメラの限界なのだ。ここでホワイトバランスを日陰に設定してみた。ホワイトバランスは紅葉を引き立たせる記事でも解説したが、色々使える。逆に電球色を選ぶと思いっきり青っぽくなる。これで目で見た以上に夕日っぽくなった。

　窓際で撮影すると部屋側半分が光量不足で暗くなる。基本は「適正露出」が写真を綺麗にするので「適正露出」にするべく僅かにストロボを発光させ部屋側半分光量不足を補っていたけど試しにストロボを切った写真がこの写真。後ろの壁が黒く潰れている分、こっちの方が雰囲気がいいと思うのですがいかがでしょうか？（好みの問題ですが・・・）

　今回はそんな効果をねらった訳じゃなく「試しに」位の感覚で撮影してみたけど面白い結果になった。勿論「面白い結果」にならず「どうしようもない写真」になることも少なくないのだけど色々試してみると様々な表現方法が会得出来る。一眼レフを持っている人はオート撮影を捨て色々試して面白い写真を撮影してみよう。

　ドール撮影の基本はポートレートに近く、物撮りではないと思っている。撮影の基本や、アイデアの引き出しをどこで学ぶというのは大変難しいのだが、まずはこういう入門書を１冊買ってみて真似をしてみるといいと思う。真似？と思うかもしれないけど真似もなかなか難しいのだ。そしてあとは何枚の写真を撮影したか、沢山の写真を撮影すれば自然と技術は習得は出来る。習うより慣れろ、案ずるより産むが易しという感じだと思います。