エンジェリックドールの首を強化する
「エンジェリックドール」の首はこんな感じであるが、更に顔を増量したり、重たいウィッグを装着すると下を向いてしまいそうだ。そこで将来の顔増量、ウィッグ変更に耐えられる様、また顔を若干下向き、上向きと自由に動かせるように針金で首を強化してみた。
まずは「首の骨」を作る。部屋にあった直径2.5mm程度の針金を長さがおよそ35cm位になる様に一往復半折り曲げてカットする。針金の長さは33cmでも36cm大丈夫、およその目安にしてもらえればいい。
両先端は「突刺さり」防止の為この様に返して曲げる。
そして先程の矢印部分が隠れるようにビニールテープで縛り写真の様なパーツを作る。これで「首の骨」は完成だ。
ドールを横から見た写真。イメージとして赤線の様に先程の「首の骨」を仕込む。
頭頂部の縫い目を切開する。縫い目の糸にカッターの刃先を引っ掛けるようにすると切れる。「首の骨」を入れられるように2cm程度切開すればよい。
挿入中。背中や胸に偏らない様に、中央に入って行く様に上下させながら慎重に入れる。
「首の骨」の装填が終われば切開した場所を縫い直す。ここはマスク、ウィッグで隠れるので口が広がらなければ、見た目はどうでもいい。裁縫が下手でも、糸の色が違っていても気にしない。
これで首は安定して座るし、顔の上向き、下向きも自由自在になる。また顔の増量や重たいツインテールのウィッグを装着することも可能になる。首の強度に不満がある方は是非挑戦してみて欲しい。
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[…] 今回も首に針金を通し強化しました。この加工を行っておくとウィッグやマスクで顔重量が増しても顔が下を向いたりしなくなります。また多少の上下が効くようになります。 […]