そうだ板谷峠に行こう！　駅巡りの注意点とか

　「秘境感抜群！奥羽本線　赤岩駅」「全盛期の遺構が数多く残る！奥羽本線　板谷駅」「あおいも大好き「峠の力餅」！奥羽本線　峠駅」「給水塔やスノーシェッドが見所！奥羽本線　大沢駅」と板谷峠のレポをお届けしましたが、ここを巡るにあたっての注意点をまとめてみました。お出かけの際の参考にして下さい。

１・宿泊地

　宿泊地は福島が便利だと思いますが更に北上する予定なら米沢などもアリです。今回は「東横イン福島駅西口」を拠点に活動しました（レポ１・レポ２）。

２・列車と移動

　赤岩、板谷、峠、大沢野各駅に停車する電車は一日６往復。数が少ないので計画的に行動する必要があります。

　普通列車の列車ダイヤです。福島－庭坂の列車、通過する「つばさ」は省略。普通に一日で回ろうとすると効率が悪いです。福島から朝一で赤岩駅に行き次の電車で峠駅、ハイキングを兼ねて駅見学後板谷駅に移動（約４時間、半下の看板参照。）、１６２２分発の米沢行きで大沢、その後の上りで福島に戻るのが１８：３０頃のスケジュールとか。日中は列車が無く効率が悪くなるので２日に分け朝を中心に活動するとかが考えられます。

　峠駅に設置されている看板。日中の列車がない時間を無駄に過ごさず、ハイキングに充てて楽しむことも。

　少し邪道ですが(w、赤岩駅以外は車での訪問が可能なので車を使用することも。

３・安全への配慮

　赤岩、板谷、峠、大沢駅の各駅は停車列車こそ１日１往復と少ないですが、通過する山形新幹線は一時間に１～２往復が走っています。見学に夢中になっていると「さっき来たのにもう？」位頻繁です。のどかな雰囲気とは裏腹に高速列車が絶えず通過するので線路内立ち入りは厳禁です。線内の最高速度は130km/hです。

　特にスノーシェッドの中ではホームも高速列車の振動、風圧は想像以上です。人も、ドールも注意が必要です。特に私たちドールは吹き飛ばされ防止のため、ご主人様に抱きしめて貰う等の手厚い保護が必要だと声を大にして主張します！！なお各駅には接近警報のブザーがありますので構内でブザーが鳴動したら注意して下さい。

　こんな場所で離れて見ていれば安全ですね！線路に近づいてもいい写真が撮れる訳じゃないので線路には近づきすぎないように注意しましょう。

　また旧ホームは人の立ち入りを想定していませんので雑草が生い茂っています。昆虫や撮影に夢中になってホームからの転落しない様に注意して下さい。またホームの一部が崩落していたり、破損した遺物もありますので注意して下さい。また保線用基地に使用されているケースもあるので敷地内の機器には手を触れないように注意して下さい。

４・最後に

　最後に各駅にあった看板を貼っておきます。赤岩駅以外は各駅あったので散策の参考にして下さい。