ひたちなか海浜鉄道「那珂湊駅」 湊線自慢の旧型気動車たち
那珂湊駅はひたちなか海浜鉄道の車両が集う那珂湊機関区を併設した中心駅。駅名板に車両や台車の絵が描かれているのは那珂湊機関区があるからなのです。ここには日本全国でかつて当たり前のように見られた昭和40年頃に製造された気動車が今なお現役で走っていて多くのファンが訪れています!
丁度良かった!両手に華じゃなく両手に旧型気動車!キハ222、キハ2004、キハ2005と呼ばれる車両たちです。いずれも国鉄20系気動車をベースとした車両でローカル線から一部急行仕業まで活躍し、その亜種も全国の地方鉄道で活躍していました。
まず最初に案内するのがこのキハ222、日本最古の営業運用に入る気動車で昭和37年に製造されました。51年も前ですよ。もっともアタイはネットでは60歳を超えているとか噂されていますから私の方が先輩な気もするけど、女の子に年齢の話をするのはタブーです!私の年齢を詮索するのは慎んでください!!
これは国鉄型といわれますけど、生まれは北海道の羽幌炭礦鉄道です。昭和45年位まで北海道で活躍していました。酷寒地で使用されていた名残で運転席の窓には旋回窓が装備されています。これは国鉄仕様には無い装備でこの車両のトレードマークでもあります。運転席の丸い銀色の枠が旋回窓です。普通窓の雪を払うにはワイパーが使われますが、北海道の大雪には耐えられないので窓を高速で旋回させ雪を飛ばすのですよ。
奥にあるのがキハ2004、キハ2005です。キハ205は工場の中で眠っているみたいなのでアタイのコレクションからこれらの車両の写真をお見せしましょう。え、何で持っているかって?アタイは最強の案内人なんですよ!アタイは最強!!
いずれも昭和40年頃の車両なので冷房は付いていませんが、キハ205だけ改造が施され夏場でも快適な旧型気動車の旅が楽しめます。これらの車両は新型に混じって運用されますので週末お出かけの際は週末列車のコーナで確認していくとお目当ての列車に出会えますよ♪
こんな夢の詰まった機関区、こじんまりと佇んでいますけど是非那珂湊駅に降りた時は覗いてみてください!
しかし!ひたちなか海浜鉄道の魅力は車で着て写真を撮って帰るだけでは魅力も半減!やはり実際乗って気動車のエンジン音、車窓を楽しんで欲しいです。片道30分の短い路線に魅力がいっぱい詰まっています!
気動車が走るにふさわしいロケーションがそこには用意されていますから・・・。
週末なら「湊線1日フリーきっぷ」が800円で乗り放題とお得です!「湊線1日フリーきっぷ」最強!アタイも最強!!
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