足首強化はドール自立の要
昨日Libidollの足首を強化したら気持ちいい位に良く立つので、足首強化の重要性について今日は語る。Libidollに限らず全てのドールに言える事で「足首を制したドールは自立を制す」と言っても過言ではない。
これは人の体を横から見た図だが、足にまつわる関節は1、2、3と3つある。球体関節の場合およそピンクの円の様に下に行くほど小さな関節になるだろう。1の関節が大きいので「支えることが可能な力」は1が最大、3が最小になる。
それでは1~3の関節にかかる力はどうだろうか。残念ながら「支えることが可能な力」と逆で3が最大、1が最小となる。
リプー
にモップを持って貰った、この場合一番安定するのは1だ。逆に3はちょっと手が動くだけでモップの頭は大きく振れる。1~3の数字が上の関節の数字と同じ、安定して持つのに一番力が必要なのが3、最小が1だ。
1の関節が0.1度振れても上半身の動きは小さい、しかし3の関節が0.1度触れると上半身はかなり大きく振れる。またてこの原理で上半身の挙動で1の関節を動かすのには大きな力を必要とするが、3の関節を動かすのにはそれに比較してかなり小さな力だ。
小さい割には一番強固でなくてはならないのが3の関節。また自立の時微調整して一番ヘタるのも3の関節、自立が危うくなったらまず3の関節を見直してみるといい。
足首を強化するだけでここまで安定する!
はじめて作る球体関節人形 | |
アイミ
秀和システム 2011-07 |