ドールお手入れブックはアゾンの企業姿勢?

2014年12月23日 0 投稿者: dollman_senoo

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 初めてドールをお迎えするならどこがいい?と友人に相談されたら迷わずアゾンだろう。自社1/12、1/6、1/3の他オビツ150の等身大、他社ドールまで幅広く取り扱っている懐の深さ、ショールームの入りやすさ、そしてこのガイドブックの存在がその理由。

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 最近お迎えしたオリジナルドールを見ると必ず入っている。また秋葉原の仮店舗時代に店頭で配っているのを見たこともあるし、昨年お迎えしたキャラクタードールには入っていなかったような気がする。

 いつ頃から作られどういう基準で梱包されているかは定かではないがアゾンにはこうした冊子が存在する。他社ドールも色々お迎えしているが、紙一枚の注意書き位はあってもここまできっちりした冊子が梱包されている例は無い。

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 中はこの様な取扱説明がカラーで記されている。ドールの保管方法、服の保管方法、洋服の着させ方、コームの選び方、整髪、等について10ページで書かれている。

 妹尾的に言いたいのはこんな便利な物が入っていると言う現象ではなく、こうした所にコストをかけるというのは多分会社がそこに意識がいっているということ。企業の姿勢を評価したいのだ。

 ドールが買っておしまいの商品ではなく様々に手をかけてあげなくてはならない商品であることを企業側が認識している。企業の姿勢、考え方はこの冊子1冊の問題ではない、周辺用品のリリースやアフターサービス、従業員の意識も同じ方向を向くことが予想できる。企業側が「ドールはアフターケアが大事ですよ」と言う意識を持っているということは「お迎えしてからがドール生活」のオーナーから見て大変有り難いことなのだ。

 もう一点、今ドールに夢中になっている人の中にもいずれは卒業していく人もいるかもしれない。企業が企業として存続する為には新規開拓も必要になってくるが、この冊子は新規者に優しい内容だ。最初は興味本位でドールを手にした者でもストレス無しで楽しめる内容だ。裾野を広げ、業界を活性化させる為に一躍かっている。

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 話は変わって、私自身アゾンショールームは楽しい時間を過ごす場所のひとつだ。勿論アゾンだって企業なのでやはり品切れもあるし、難しい質問の時は「うーん、やったこと無いから分からないからないですね~」となる時もある。しかし多くの場合自分が考えているレベルより高いレベルでアドバイスが貰えたり、撮影可のショーケースのコーディネートは大変参考になる。

 また他社ドール、ウィッグ、小物などドールに役立ちそうなものは自社製品でなくても並べている点も有り難い。

 ショールームで少しの時間過ごしただけでもドール者を理解しているなと言う安心感がある。

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 本社流通部の方々によるヘアアレンジ。アゾンのショーケースのセッティングレベルは神レベル、更に撮影可、「うちのこ」への流用にも参考になる。近所にアゾンがあるなら一度行って見ることをすすめする。