トレーニングハンド(ネイル用)レビュー
ネイル屋さんがネイルの練習をするための練習台「トレーニングハンド」を昨日紹介したが、早速入手してきたのでレビューする。思ったより素材として使えるというのが印象。あとは手首を何処で接合するかという問題を検討する必要がある。
写真だと左右が長さも1cm違う、色も全然違うという感じだったけど実際に見てみるとそれほど差はない。しかしあくまでも「ネイルの練習をする練習台」なので色のばらつきは商品写真ほどひどくはないが、ロッドごとにばらつきがあるなという印象だった。
ボークスの1/3ハンドパーツが左右で2100円、実物大のこの手パーツは左右で1260円。価格的にも多くを期待してはいけない。観賞用の立体造形物(フィギュア)ではなくネイル屋さんの練習用工具なのだ。だからこんな破格で入手できる。
それでは手の大きさを比較してみよう。
オビツ15の手と。近い大きさ、LOVEBODYとの相性はいい大きさといえる。
ハンドモデル(子供の手)と比較すると明らかに大きい。宇佐羽えあには少し大きいといえそうだ。
先程ネイル屋さんの練習用工具であり、観賞用の立体造形物ではないと言ったが、私の製品にも汚れが筋状にあった(手の甲)。600円なのでこんなものだ。フィギュアのように薄いビニールでガチガチに養生されている完璧な物を想像したらいけない。溶剤がクレンザーででも磨いて落としてやろう位の気持ちが必要と思われる。またひっかき傷などがある製品もあるかもしれないが、これもノークレームだ。爪先のチップが保持でき練習が出来ればこの製品は十分合格なのだ。注文の際はこの辺を頭に入れて購入しよう。
しかしこれだけのクォリティの物を個人レベルで数百円で作れるわけがないのでやはりありがたい存在なのだ。
手のひらのディテール。上側の手は軽く曲げてみた。物を握持するほどの曲げは出来ないが、少しくらいなら曲がる。
しかしネイル練習用の手だけに爪周りの構造は凄い。爪用のチップを差し込むスリットがあり試しにピンクのチップを人差し指に入れてみたが、人間の手に近い表現で20万円のオビツ150をも凌ぐ。ここだけは特筆できるディテール!!