Libidollの自立について
Libidollはワンフェスのレポでもあるようにバランスのいいドール。しかしお迎えしてみるとワンフェスの時のような気持ちよさが無い。しかしそれについては説明書きが入っていた。今回は確実に自立するドールについてのお話。写真は死角にも支え無しの自立状態だ。
ワンフェスの時は冬で足首の関節が硬かったが、温かくなり柔らかくなってしまったので足首が振られ自立しにくくなっているみたいだ。しかし部屋なら冷蔵庫で冷やせるが、外での撮影は無理だ。何が何でも自立してもらう。
もう一度ドールを立たせて挙動を見ると確かに足首から崩れている、メーカの説明どおりだ。それなら足首をギプスみたいに固定してしまえばいいのだ。幸いボディのバランス、膝、股部分の保持力は十二分、問題は足首に絞って良さそうだ。
宇佐羽えあセットには高さの高いスニーカが付いてくる。かかと部分に写真の様に古いクレジットカードを靴べらの様に切って入れてみた。大きさは37mm×16mm位、これを左右に入れる。
さらに紐の裏側にも厚紙を入れる43mm×16mm位、写真はAZONEの衣装のタグを3つ折にして硬さを出した物だ。これで紐を強く結べば足首のふらつきが少なくなる。
平成26年6月15日追記
靴前側の厚紙を1mm厚のプラ板に交換して足首の強化を図ったら額を1cm位押し込んでフラつかせても倒れなくなった。微風くらいは大丈夫そうだ。しかし長時間自立させると倒れてくるので撮影が終わったら速やかに座らせる、立たせたままお留守番させないなどの配慮が必要だ。(追記ここまで)
これだけでかなりの確率で立つようになる。お迎え当日なのでとりあえずだが、冷蔵庫に入れなくても自立する。これで夏の野外撮影も可能だ。
次にLibidollならではの保持方法で発売前から考えていたこと。支えている銀色の棒は「ボールペン兼用の指示棒」だ。文具店や100円ショップでも売っている。これは金属なので磁気を帯びたLibidollの膝裏にくっ付かないかなと思ったら予想通り付いた。普通のドールなら多分滑ってしまう。Libidollならではの保持方法。
適当な長さに伸ばして後ろで支える。支持棒の先が地面で滑らない様小さな耐震マットを敷いてある。石、木等の上はこの耐震マット、砂地などは支持棒を突き刺してしまえばいい。これで両足、支持棒で三点支持となるので自立では立たない様なポーズでも立つことが可能になる。
支持棒の長さ調整だが、少し長めに設定してドールを軽く押し付けながら適正な寸法へと短くしていくような方法が一番うまくいくと思う。
支持棒側にも磁石を装着したほうが膝への固定がより確実になりそう、とか改善点は思いつくがとりあえず今日は時間が無いのでこんな所で・・・。
脚の死角になる後ろ側で支えればこの様に自立したような写真になる。凹凸のある路面での自立などの時に役に立ちそうだ。