宇佐羽えあをオーバーホール&リフレッシュ(2)
前回うちに来て2年のえあをリフレッシュしようと話したが、その中での最難関「えあ本体 」の復元をホットボンドを使用して実施してみようと思う。しかし作業時間2時間、「時間=コスト」と考えれば決して得な作業ではない。写真を見て「無理」と思ったら素直に買い直した方がいいかもしれない。
今回の作業ではホットボンドスティックを4本使用した。本体だけではなく予備スティックも買っておきたい。また貼り付けに使用するビニールは穴の開いたエアピローがドナーになった。「エアダッチ補修キット 」のビニール位では全然足りない。また補修キットのような接着剤では硬化に時間がかかり作業効率が悪い。やはりホットボンド+大目のビニールが必要になる。
ホットボンドは別の記事でも書いたが、エアドールの補修や各種ドールの加工にと色々使える。一本持っていて損は無い。
脇の裂け、ひどい状態だ。薄々感ずいていたのだが、ここまでひどいとは思わなかった。実際一度は買い直そうかと思ったけど「家待ち」の威信に関わるので意地でも直そうと頑張ったw。
射撃の的みたいな部分と腕の脇下部分を他に裂けた所から手を入れ2X4cm位に切ったビニールをホットボンドで貼り付け接着する。ここで腕の位置を決め後は裂けている部分を幅2~3cmのビニールで貼り付けていくのだ。
補修後(前)
厚手のビニールを曲線に沿って貼り付けるのは難しそうに感じるが、ホットボンドを垂らすと熱でビニールが柔らかくなるのでかなり急な曲面でも追従して貼れる。速固性と並んでビニールが柔らかくなる点もエアドール補修に向いている。
補修後(後)
肘上の溶接部分の裂け
補修後
当時足の綿が少なく足裏を切って綿をつめその後養生テープで固定していたが、反発力でこの様になっていたのでここも補修する。
補修後
背中の切開部分も裂け防止対策を施していたが裂けてきたので補修。また今後綿つめの必要も無さそうなので今回他の裂け部分と同様、ホットボンドと切ったビニールで塞ぐ事にした。
背中の補修後
肩まで延びていた裂けも補修した。
ホットボンドは冷めれば固まるので数分で固定するが、さらに作業を迅速にするには写真の様に冷凍した保冷剤を押し当ててやるとすぐに固まる。覚えておいて損は無い裏技だ。
空気少女★宇佐羽えあ | |
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写真を見て無理と思ったら深追いせず新しい本体を買ったほうがいいかも。執筆日現在で約1600円だ。