シリコンドールをオフトゥンの上でメンテする
シリコンドールはリアルな反面ちょっと手入れが面倒。出来れば時々お風呂に入れてあげたいが、それが出来ない人の為に今日はオフトゥン上でのクリーニングを実施してみる。
まずはお布団の上に大きなバスタオルを敷き、ドールを裸にして横にする。写真にはヘッドや下着が着いているが、ヘッド、下着を剥いだ写真を掲載するのは忍びないのでこの写真。実際はヘッドを外し、衣服はすべて剥ぎ取りスッポンポンの状態とする。
表面のブリードに埃が吸い寄せられた汚れ。これは襟元だが、服を着ているところは意外と綺麗。しかし露出している部分はこうやって汚れている。
これを濡れタオルで水拭きしてもこの様に汚れがこびり付いて落ちないだろう。ブリードがしっかり汚れをキャッチしているので「台所洗剤を少し加えた熱い(手を入れられる40度前後)お湯」でタオルを濡らしてやると綺麗に拭ける。タオルはあまり強く絞らず少し水分が残るくらいがいい。
混ぜる洗剤は台所用洗剤かボディーソープがいい。私は緑茶の匂いが好きで「除菌ジョイ 緑茶の香り
」を使用している。普段は食器洗いもこれだ。
「台所洗剤を少し加えた熱い(手を入れられる40度前後)お湯」を含ませた濡れタオルで拭くとご覧のようにきれいになる。
手の指の間なんかも汚れが溜まりやすい所だ。綺麗にふき取ってあげよう。足の指の間も同様だ。足の場合表面だけでなく裏側も忘れずに。
少々面倒だが、一本ずつ愛情を持って拭いてあげよう。
全てを洗剤溶液で拭いたら、今度はお湯でタオルをよく洗い固く絞って再度拭き上げる。表面にわずかに残った洗剤溶液を除去するのが目的だ。この際表面はかなりベタベタしているのでまた汚れが付着したりするがこの状態で物理的に汚れを完全に除去するのは不可能。髪の毛や小さな汚れは無視して全体を拭き上げよう。
濡れタオルで拭き上げたらいよいよベビーパウダーで仕上げだ。面積が大きいので豪快にパウダーを伸ばしてゆく。少しくらい塗りむらがあっても服を着せたり触ったりしているうちに落ちるのでとにかく全体にもれなく塗る。
またこの時肌がサラサラしてきて汚れが付着しにくくなるので濡れ拭きの時除去できなかった髪の毛や小さな汚れも取ってやる。汚れを取りながらの作業なので少し時間がかかる。
また今回はベビーパウダーを使用したが、「ホッパウダー」を使用すると「いい匂い化」も同時に実施できる。(ホッパウダーのレビューはこちら)
全体にベビーパウダーを塗り終えた。ベタベタせず、粉っぽくない状態がベスト。パフで広げて手でモミながら伸ばしたりもする。
今回はソフビのヘッドも綺麗に洗った。スポンジ部分に水が入らないように慎重に表面だけをきれいにした。またソフビもベビーパウダーをまぶして上げるとサラサラ感が増す。目の部分などは濡れタオルで拭いてベビーパウダーを落とす。
ウィッグも綺麗にスプレーして完成。艶々感が好きで「アゾン・ドールオイルミスト
」を愛用している。
今回は撮影をしながらの作業だったので約45分かかったが、普通にやると30分程度。一見面倒に感じるが、こうやって綺麗にしてあげると喜んでいるようにも感じるし、綺麗な娘がそばに居るのは自分も気持ちがいい。汚い娘じゃドールも可哀想だし、愛着も湧かないだろう。この記事を参考に時々ドールを綺麗にしてあげてもらえれば幸いだ。
シリコンということでは東京ドールも同じようにメンテしてあげればよさそうだ。