オビツ150の骨折にJ-Bウェルドを使用してみた(2)

2013年9月8日 0 投稿者: dollman_senoo

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 接着から24時間が経過したので接着剤を確認したらまだ柔らかさが残っていたので不安を感じたが、力をかけたら案の定壊れた。実験失敗、再度接着すると同時に問題点を改善するために対策を講じて第二次実験の開始だ。

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 第二次実験は先程に比べ接着剤を多く盛ってある。改善事項は以下の通り

 力を掛けたところ写真の前後方向への力に対する強度は十分であったが上下方向の力には勝てず、骨が抜け、接着面が破断した。そこで針金補強もステー側に延長し強度を増し、抜けにくくして接着面の破断を予防することにした。

 JBウェルドのレビューを見ると参照すると小さい物を接着しているときに失敗が多いみたい。そこで今回混合する接着剤の量を前回の倍近くに増量。また主剤を気持ち多くするなど強度を考慮、更に混合作業を念入りにし確実に固着するようにした。

 前回に比べ柱の多くの部分を厚く盛ることにより強度を増す様配慮した。

 24時間経過した接着剤は柔らかく強化ゴムのような感じだが、以前Snap-onで売っていた似た様な接着剤の場合、ガチガチに固まり強度は十分であったし、多くのJBウェルドのレビューにもそのようなことが書いてある。しかし前回の作業6時間前に混合した接着剤はかなり固くなっているので今回は待ち時間を36~48時間としその後強度を調べ、装着する。

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 溶接並とはほど遠い強化ゴムのような感触

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 しかし30時間経過した接着剤はかなりガチガチだ。がちがちの強度を求めるなら24時間以上が必要か?

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 一度剥がした一次実験の接着剤も保存。24時間後二次実験の接着剤に柔らかさがあってもこちらがガチガチになっていれば望み大だ。こちらの硬度も観察してゆきたい。

 正直補修パーツを購入するか否かに関わらず、自分なりの補修方法は確立しておきたいのが本音。なので今回の二次実験は継続してゆくつもりだが、一方でバラバラ状態が長引くのもアレなのでそろそろオビツに部品発注しようかなとも考えている。部品調達レポと同時、あるいはその前に二次実験の成功を報告出来れば幸いだ。多分この接着剤以前Snap-onで販売されていた接着剤と同種ならかなりの力を発揮するし、ある程度の補修には十分な筈。逆に今回の実験が失敗なら多分「等身大ドールの骨格に掛かる力に耐えられる」接着剤はこの世に存在しない。部品は壊れたら即交換という話になると思う。なので第二次実験は是非成功させたい。

J-Bウェルド オートウエルド AW-20Z
J-Bウェルド オートウエルド AW-20Z