エア漏れ、補修or綿詰め?その時どうするか?
宇佐羽えあをはじめとするエアドールからのエア漏れの際、選択肢となるのが補修か、綿詰めか?だが1年近くこのBlogをやってきて思ったことをつらつらと。
実際エアドールのプロトタイプが出来たらメーカーの人も何度も使ってみて耐久性を検証しているらしい。しかし実際は力をかけると脇や膝など曲がった部分からのエア漏れは発生する。私の場合溶接してあるビニールがはがれ穴が開く場合が殆どだった。そこでただ補修するのも脳が無いので、周りを固めて補強+補修という対策を採ったが、やはり万全ではない。
ちょっと車を改造している時のこと思い出したので書いてみる。ある時キャブレターがシングルの車を三連キャブレターに改造したときのこと、ワイヤーで3つのスロットルを動かすので使っていると必ずワイヤーのストッパーが壊れスロットルが動かせなくなった。ワイヤーに計算以上の力が掛かっているため仕方ない話。
何度かワイヤーを交換してもダメだったので、エポキシの接着剤でそのダメになるストッパーをガチガチに固めたら、今度はアクセルペダルに負担が掛かりペダルが折れてしまった。そこでペダルを太いものに交換してようやくその付近のトラブルからは開放されたが、結局力は逃げず次に弱いところを攻撃してくる。
更にこれは実際に経験していないが、アクセルペダルを強化すると支点になってるボディの取り付け部がベコベコになるという話も聞いたことがある。つまり力はどんだけ補強しても弱まるわけではなく次に弱い部分を攻撃してくるということ。
ドールも同じことが言える。特に曲がっている部分からのエア漏れはその部分は真っ直ぐになろうという力が常に掛かっているのでエア漏れを起こす。これは今回放置状態だった咲夜さんからえあ漏れを起こした事からも言える様に無理に乗っかったり引張りしなくても起きるときは起きるのだろう。
そこでまずエア漏れを起こさないようにする対策としては、エアの充填は8分目にということ。「エア八分目に医者要らず」という事だ。「きっちり」ということで普通どうしてもパンパンに満タンにしてしまうものだが、エアの充填は少し少なめにするのが良いだろう。これはに「宇佐羽えあ 初心者いらっしゃいセットショートウイッグセット(指南書付き)!! 」付属している指南書にも書いてある。少しエアが抜けている位の方がかわいいという意見もある。普段からその部分に掛かる力を低減させておく策だ。
次にエア漏れが発生してしまった場合だが、えあにゃんのエア漏れのように関節部分じゃないエア漏れの場合は、「エアダッチ補修キット」によるパッチ処理がいいと思う。本来力が掛かる場所ではないのでたぶん補修すれば暫く安全だ。
しかし関節の場合はシリコンシーラントの補修やウルトラ多用途SUクリアを使用して周辺の補強を含めた補修がいいと思う。
ウルトラ多用途SU クリヤー 4592
コニシ |
しかし何度か漏れる場合、使い方が強度を越えていると判断して思い切って綿詰めにしてしまうほうがいい。エア漏れからのストレスから開放される。少なくとも宇佐羽えあを撮影する為に腕を引っ張ったり曲げたりする私の使い方の場合確実にエア漏れは発生する。こういう使い方をメーカーも想定していないので仕方のない話。綿詰めによりポーズも取り易くなり、エア漏れからのストレスからも開放された。(綿詰めセットのラインナップ)
エア漏れした際どうするか?その判断の参考にしてもらえれば幸い。