シリコンシーラントによるエアドールの補修
「LOVE BODY hina ラブボディヒナ 」がパンクした。買って24時間以内なのに・・・、昨晩無理をしたのが原因か?しかしそんな事で落ち込んだり、怒っていたりしたらえあドールは楽しめない。エア漏れはある意味エアドールの宿命、早速補修と同時に補強しておこう。
今回パンクが発見された場所は膝裏の関節部分の溶接箇所。溶接箇所からのエア漏れはえあも同じだったけど、溶接箇所+関節はエアドールの鬼門かもしれない。早速補修だ。
今回は新兵器に上の写真の2点を導入した。写真左は「シリコンシーラント クリア カートリッジ
」と「コーキングガン
」(カートリッジは品番が違うけどリンク先で問題ない、ガンはちょっと高価な物にリンクしているけど送料を考えるとこちらの方が安い)。色は色々あるけどクリアがよい、実際は半透明位だけど一番使いやすい色だと思う。なお今回の様なエアドールの補修の他、「シリコンシーラント」なのでシリコンドールの補修にも使用出来る。ドーラーなら1本持っていて損はない。
このシリコンシーラントはそもそも雨などが漏れない様目地をコーキングする物だけど乾燥しても弾力性がある、接着能力がある、ビニール生地をあまり傷めないなどドール補修にメリットも多い。
余談だが、自動車のフロントガラスもボディにこのコーキング材(色は黒)で接着しているだけだ(金具でも留めているけど)。100キロ以上の速度の風圧やボディのきしみ、自然の暑さ、寒さにも耐えられると考えればタフな奴だと思って貰えるだろう。ちなみにガラス屋には半日以上は屋根下から出すな、通常走行は1日くらい後と言われていたので完全硬化は24時間位と考えておいた方がいい。
写真右は「ラブドール専用スプレー 乙女の汗臭
」だけど中身は水に数滴台所洗剤を混ぜた物。洗剤は泡立てば何でも構わない。香水の空きボトルも再生使用している。このボトルで中性洗剤の水溶液をかけると穴があいているところに泡が立つので穴あき場所を特定出来る。およその漏れ場所が特定できているときに便利、全く分からない時はこんな感じにバスに沈め泡立つ場所を見つける方が楽かも。
穴があいているとこんな感じにシャボン玉になる。左足の穴が確認出来たので念のため右足に吹きかけたところあぶくが発生した。エア漏れしている証拠だ、両足の補修が必要。
こういう感じに穴を中心にコーキング材を盛ってやる。左右の足、内側、外側と盛ったので計4カ所。ここまで来たら漏れていない場所も同じ様に盛って補強してエア漏れをあらかじめ予防する。
コーキング材の盛り方だけど、少しを本体や別の場所に出して指で修正しながら盛りつける。ガンで形まで作ろうとしないこと。
半日経過した。半日なので完全にエアを入れるのは少し怖い。そこで少しエアを入れて漏れ試験をしてみた。先ほどの中性洗剤を吹きかけてもあぶくは発生しない、補修完了!
SR-048 8060 クリア カートリッジ 330ml |
回転式コーキングガン ABS |
今回の補修に使用したもの。