一日一本の列車しか来ない駅「新十津川駅」(前編)
JR北海道の札沼線(通称:学園都市線)の終着駅は現在列車が一日一往復来るのみの駅です。廃止の議論も進んでいますので駅機能があるうちにと「エンジェリックドール」の奈々と一緒に訪れてみました。
札幌から北へ向かう行き止まりローカル線の終着駅「新十津川駅」。周辺には何もない風景を連想しそうですが、実は函館本線の滝川駅から4.5km程度、歩いても1時間、車なら10分程度で到達できる場所に駅はあり、周辺は住宅地という雰囲気です。
閑散区の赤字路線、普通に考えるとそう思われてしまいそうですが、この写真を見ると分かる様に周辺には建物も多数あったりします。人が居ない訳ではないところが難しいところです。
駅舎もありますので見に行ってみましょう。
前回来たときは2往復半だか、3往復位は走っていたので改めて来て見ると寂しさしか感じませんが、ベンチに腰かけていくら列車を待っても列車は来ません。
今は無人駅の待合室としての機能しかない駅舎ですが、かつてはここで切符の販売も行われていた出札窓口の痕跡もあります。
石狩当別から来た列車が9時28分に到着、そのまま10時ちょうどに石狩当別に向けて折り返してこの駅の一日が終わります。
単行の気動車が一日一回だけ停まるホーム。
日が暮れてきて駅舎の明かりも灯りました。夜の雰囲気の写真は後編でまたお届けします。
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