等身大ドールの準自立を目指す
ドールは通常ドールスタンドに立てかけて立たせるが、写真撮影でそのスタンドが見えてしまうと、写真を見る人は「所詮人形だな」と興醒めしてしまうだろう。ドールを愛する人にとってもドールの自立はやはり夢だと思うが、なかなか難しい。そこで今回はせめて写真だけでも自立しているように見える「準自立」を目指してみた。
先日三頭山へ行った時の写真。スタンドの上に近くにある枯れ草などを置いてみたが、やはりスタンドが見えるのはマイナスポイントだ。ちょっと詰めが甘い感じ。
そこでこうしたスタンドが写り込まないような不自然に足元をカットした写真にするしかない。バスとアップの写真ばかりも飽きるし、こうした写真ばかりというのもつまらない。やはり足までの全身写真も何枚か欲しくなるだろう。
そこで今回は「マグネットドアストッパー DS-277」を購入して装着してみた。重い鉄の扉を開けたままにするドアストッパーなのでなかなか頑丈。マグネットでドアに張るものなのでマグネットを利用してスタンドに装着する金属パーツに貼り付けてみた。
磁力も結構あるのでフレキシブルマネキン程度の重量なら滑らずにちゃんと支えている。さらに下の黒いゴム部分の中にはスプリングが仕込んであり、地面を押さえつけるように踏ん張ってくれる。また木製ドアにも装着できるよう専用の鉄板が付属しているのでこれを活用すれば金属部分を持ち合わせないドールにも使えそうだ。
「マグネットドアストッパー」で検索すると色々出てくるので用途に応じて別のものを選んでみてもいい。
正面から撮影するとストッパーは足で隠れるのでドールがまるで自立しているようだ。早速今週末にでもお出かけしてみたくなった。
もっとも横から撮影すると死角から見えることもあるのだが・・・。それでも「いかにもスタンドでございます」というものが移りこまないだけでも気分がいい。是非お試しを。
ちなみに直立ドールが自立しない一番の理由に足首がふらつくことが挙げられる。エアドールを綿詰めしてこの作戦をと考えている人は足首の骨をしっかり作っておくことをオススメする。足首で1度振れるだけでも頭部は結構揺れる、足首がしっかりしていなければ自立する訳が無いのだ。