深名線 沼牛駅跡
平成7年9月まで運行していた深名線の沼牛駅は廃線後も地元等の有志によって大切に整備され、20年前のその姿をほぼそのまま残しています。夕刻訪れてみると鍵が掛かって中に入ることは出来ませんでしたが、懐かしい当時の姿を外から楽しむことが出来ました。
田園風景の中に伝説の駅「沼牛駅」は存在しました。
駅入口。閉館されていましたが、懐かしさ漂う当時の木造駅舎は外から楽しむことが出来ます。
幾ら待っても列車がホームに入ってこないことを除けば20年前と変わらない雰囲気なのかもしれません。そう思わせる位当時の雰囲気が残っています。
幾人もの旅人が通ったであろうコンクリートは厳しい北国の風雪でひび割れています。
列車を降りて切符を駅員に手渡す木造ラッチも当時のままの姿です。窓枠や桟が塗り分けられているのが当時らしい雰囲気です。
木造の窓枠にも趣があります。開館時間に来れば薄暗い待合室から外の眺めを楽しむことも出来そうです。
列車到着時刻になれば、再び人で賑わいそうな保存状態、有志の方に感謝です。
そろそろ日が暮れてきましたので、帰りましょうか・・・。