TPEドールの裂けを「ナイロンロープカッター」で補修
突然だが、先日服を着替えさせようとしたら肘の上側にパックリ穴が・・・。力の掛かる場所でもないし何で裂けたのかは分からないが、補修してみたのでTPEドール補修の参考にして貰えれば幸いだ。
場所は肘の上の裏側。特に力が掛かる場所ではないので、何故に裂けたのかは分からない。しかし傷口が広がっても嫌なので早々に修理したい。
ここで皮膚移植となる訳だが、オススメは同梱のオナホール。色も材質も同じなので一番良い。実践派の人はもうもう一本補修用に持っておくと良い。
オナホールをカットして、はめ込むパーツを作る。
だいたい一致すればオッケー。小さいところは切りカスを差し込んで溶かしてあげれば良いし、大きい部分は多めに溶かせばよいのだ。神経質になる必要はない。
前回の試験は身の回りにあるものということで半田ごてを使用したが、今回は「goot ナイロンロープカッター HE-60」の先を使用する。高いものでもないのでTPE補修用に一本用意しても良いだろう。また温度が高すぎるので「goot パワーコントローラー PC-11」を使用、最小値にして温度を下げてあげる必要がある。
作業方法は前回の記事「TPEドールの裂けは半田ごてで補修できるのか?」と同様なのでそちらも参照して欲しい。
基本は溶接したい切断面にこてを突っ込み(1秒未満)こてを抜いて押さえ付けると溶接されるような感じだ。
溶接が完了した。しかし溶接面は汚い。
そこで「こて」の平らな面を使用して凹凸をならす。この作業はコンセントを抜いた余熱で作業した方が綺麗に仕上がるようだ。
跡は勿論残るが、骨格が見える痛々しい感じは解消された。これ位の傷跡なら遠目に撮影すれば、修正しなくても分からない位の写真になりそうだ。
何故裂けたのか、原因が分からない今回の事故だが、放っておくとますます傷口が広がりそうなので早々に補修した。しかし高温のこてを使うので自己責任は勿論、やけどや火災に十分注意して作業して欲しい。