ふぇありーどーるのウィッグはぬいぐるみドールに最適設計
これまでうちのふぇありーどーる姉妹はカラーウィッグを使用したこともあり純正ウィッグをぞんざいに扱っていたのだが(エーワンさんすみません)、今回みこちゃんのウィッグは純正を使ってみた。いざ使ってみるとぬいぐるみドールの為に工夫された箇所を改めて知ったり、ウィッグがらみで色々書きたいこともあるので記事を一本書いてみる。
ウィッグを裏返してみる。網部分に植毛されていて被せるとフサフサになるのは一般的なウィッグと同じなのだが、全周の約半分がゴムになっていてそれでヘッドの大きさに合わせるようになっている。パンツにゴムが入っていると腰で留まる様にぬいぐるみのヘッドにきっちり止まるのだ。
髪の毛の後ろ側。ゴム部分を引っ張ってみると伸び縮みする。少し伸ばして被せるようにすると襟足のところできっちり留まる。文章で書くのは難しいのだが、カバっと被せるのではなくパンツの様にずれない安心感がある。
これは多少弾力のあるぬいぐるみだからこその組み合わせだと思うし、よく考えられているなと感心した。
参考までに一般的なウィッグと比較してみたい。こちらは「アイアイショップ」で購入した人用ウィッグ。後ろはゴムではなくアジャスターになっている。動く人間の為のウィッグならこちらの方がいいのかもしれない。
そしてソフビというと避けて通れないのが、色移り。ネット部の黒い色素がソフビ表面に浸透している。やはりソフビである以上この組合わせでも色移りは発生し始めている。ソフビの色移りといえば1/3ドールでは結構当たり前の現象で、逆に「DDスキンプロテクトテープ」「ドリームレスキュー」などのケア用品も用意されている。気になる人はこうした商品を活用してもいいかもしれない。
しかし洋服の色移りの場合は色々問題だが、ウィッグの場合はそこに固定されるので、色移りが問題になることはあまりないと思う。私自身17年ドール者をやっているが、特にウィッグの色移りの対策をしたことはない。
最初慣れないと装着時襟足側のゴムに引っ張られ前側のネットが滑るが、慣れれば普通に装着できるし、きちっと留まる。襟足側のゴムが効いて少しくらいの振動ではずれない、いい感じでフィットする。
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