ふぇありーどーる 「おすわり」ののの縫い付けられた手を改善
「ふぇありーどーる 「おすわり」のの」はももの改良版とも言え、各部が改良されていて満足度の高いぬいぐるみドールだと思う。完成度の高いドールだが、一点欠点を挙げるとしたらこの手だろう。体育座りを確実にする為指部分が縫いつけられている。今回はここを改良したいと思う。
縫いつけられ出来た輪の部分に反対側の手の指が入って腕組みをより確実にしているが、手を解くのには力が要るし、何度も抜いたり刺したりしていると劣化も早まりそうだ。また手袋を着用できないというデメリットもある。
今回はこの縫付部をカットして代わりにもう少し指先側にマグネットを内蔵、マグネットの吸着力で指を固定できないかという計画。
マグネットは丁度100円ショップでイリジウムマグネットが販売されていたのでそれを購入した。直径13mmの物。直径6.35mmの物も使ってみたが磁力が足りなかった。ダイソー、キャンドゥどちらでも見かけたので100均が近くにあったら行ってみるといい。無ければ下の様な物がサイズ的にはほぼ同じだ。
【丸型 直径12mm×2mm ネオジウム磁石 10個】薄型超強力マグネット
株式会社サトウ |
縫付糸を解き、その周辺の縫い目をマグネットが入る様に少し開く。マグネットを入れたら少し指先側にずらして、また開口部を縫い直す。マグネットは外からたぐり寄せれば位置移動できるので、微調整は作業が終わってからで構わない。しかしN極、S極は縫ってしまうと修正が難しいのできっちり指がくっつく向きに入れよう。
完成、マグネットで指がちゃんと固定されている。最初のレビューの通り左右の手それぞれに一カ所ずつ加工が施されているのだが、片方の固定だけで体育座りは保持できた。今後の磁力の弱まりや、作業は一挙にやった方がいいので反対側の手も加工したが体育座りには十分な保持力が確保できている様だ。
簡単に指の分離も出来る。手袋をした時保持力が確保できるかはまだ実験をしていないが、手袋を着脱することも可能だ。また手を解く時指をおもいっきり握って力ずくで引っ張る必要もない。
一見変わっていない様で実は進化しているんだよ!