ドールをフィルムで撮ると・・・
ドールをフィルムカメラで撮影してみた。結論をいうとどちらがいい、悪いではなくデジタル撮影の良さ、フィルム撮影の良さそれぞれだと思うが、ドールをより「らしく」見せる為にフィルムを選択するのもアリだと思う。
今回は「Rollei 35S」で撮影してみた。距離が目測式なので近距離でのピント合わせが難しい。部屋より、外で使うカメラの様な気がする。
距離計が目測式なのでイマイチピンの甘い写真だ。しかしそれ故に「ドールならではのアラが目立たなくていい」という考えもある。限りなく人間に近いディテールのドールだが、完全ではない為その僅かな差異が見る人にドールと認識させてしまう。しかしフィルム故の曖昧さでその僅かな差異がかき消されれば逆にリアルな感じに見えるのだ。
バックに洗濯物を入れ生活感を出してみたこともよりリアルさに繋がっている。
こちらはデジカメ「OLYMPUS OM-D E-M5 」で撮影した写真だ。色の偏りもなく美しい表現だ。こうやって鮮明な画像で美しく表現するのもアリだし、逆にフィルムの曖昧さを表現に生かしても先程の様な違った印象の写真になる。
どちらがいい、悪いではなく自分の表現したい雰囲気に合わせて使い分けられれば写真がもっと楽しくなりそうだ。ちなみにうちは自家現像なので夜中に撮影しても比較的すぐに見ることが出来ます。デジカメの「即」には勝てませんが・・・w。